F1ハミルトンが通算93勝目の表彰台で「絶対にやらない」と語っていた特殊な儀式に相乗り!?

F1ハミルトンが通算93勝目の表彰台で「絶対にやらない」と語っていた特殊な儀式に相乗り!?

ハミルトンが史上最多を更新する93勝目を挙げた後、3位リカルドの特殊な“儀式”に付き合った。(C)Getty Images

ルイス・ハミルトン(メルセデスAMG・ペトロナス・F1)が、F1・13戦エミリア・ロマーニャGPで自身の史上最多記録を更新する93勝目、今シーズン9勝目を挙げた。

 同僚のバルテリ・ボッタスも2位表彰台を獲得し、こちらも新記録となる7年連続でのメルセデスAMGのコンストラクターズチャンピオン決定で幕を閉じた。そして今大会は、3位にオーストラリア出身のダニエル・リカルド(ルノー)が入ったことで、ポディウムでやや珍しい光景が繰り広げられた。

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 今シーズン2回目の表彰台に立ったリカルドが、おもむろに右足のレーシングシューズを脱ぎ、自ら(時に他人)の靴を器にして祝杯を挙げる、『シューイ』と呼ばれるオーストラリアに伝わる儀式を始めようとすると、下から見守る関係者は大盛り上がり。そこにハミルトンが駆け寄って何かしら声をかけると、今度は左足のシューズも脱ぎ、メルセデスのエースへと差し出す。そしてそこに注がれたシャンパンを2人で一気に飲み干した。

 かつて「気持ち悪いから絶対にやらない」と語っていたこの日の『シューイ』の様子をハミルトンは自身のSNSへと投稿。「今、僕はあなたがどれだけの汗をかいてきたか、誰よりも知っています。でももし僕たちが今度それをするなら、自分のシューズを使うけどね(笑)」と綴り、ルノーに移籍後、マシンの競争力不足で苦境にあえいでいたライバルの健闘を労った。
  クリーンなバトルを好むリカルドは、ドライバーたちの間でも好漢として知られている。レッドブル時代に通算7勝を挙げ、第11戦アイフェルGPでも3位表彰台を獲得しているが、この時は2018年のモナコGPでの優勝以来、久しぶりの登壇だったためか、ポディウムでいつもの儀式をするのを忘れてしまい、レース後、インスタグラムに『シューイ』の動画をわざわざアップしている。

 この儀式に付き合った絶対王者、ハミルトンの投稿に、メルセデスAMGの公式アカウントは「私たちは心配して見ていました…」と反応。ファンからも「あなたの表情がすべてを物語っています(笑)」「F1界のレジェンド2人。おそらく2020年に起こった最高の出来事の1つです」「実際に飲むとは信じられませんでした!」「つま先味のジュース? それとも足でぶどうを踏んで造る、昔ながらのワインのような味??」「私はこのような新しいルイスも大好きです!!」といったコメントが寄せられた。

 人種差別への抗議など、レース前後にシリアスな顔を見せる機会が多い2020年のハミルトンだが、この日はチームがタイトルを決めた安堵もあってか、余裕のある表情を見せた。

文●甘利隆
著者プロフィール/東京造形大学デザイン科卒業。都内デザイン事務所、『サイクルサウンズ』編集部、広告代理店等を経てフリーランス。Twitter:ama_super

 
 
 
 
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