NBA2020−21シーズンの暫定スケジュールが発表!昨季から継続されるプレーイン・トーナメントは新フォーマットに?

NBA2020−21シーズンの暫定スケジュールが発表!昨季から継続されるプレーイン・トーナメントは新フォーマットに?

いよいよ発表された来季の暫定スケジュール。完全FAとなったデイビス(中央)の動向も気になるところだ。(C)Getty Images

11月15日(日本時間16日、日付は以下同)、『ESPN』のエイドリアン・ウォジナロウスキー記者が2020−21シーズンの暫定スケジュールについて報じた。開幕前のスケジュールも含めて、現時点では下記のとおりとなっている。

■2020−21シーズンの暫定スケジュール(日付はいずれも現地時間)
11月16日:トレード解禁
11月18日:NBAドラフト2020
11月20日:フリーエージェント交渉解禁
11月22日:フリーエージェント契約解禁
12月2日:トレーニングキャンプ開始
12月11〜19日:プレシーズンゲーム(各チーム3、4試合を実施予定)
12月22日:レギュラーシーズン開幕(各チーム72試合)
3月5〜10日:オールスターブレイク(オールスターゲーム開催はなし)
5月16日:レギュラーシーズン終了
5月17〜21日:プレーイン・トーナメント開催
5月22日:プレーオフ ファーストラウンド開始
6月7日:カンファレンス・セミファイナル開始
6月22日:カンファレンス・ファイナル開始
7月8〜22日:NBAファイナル
  直近で注目すべきなのは、18日のドラフトに向けた指名権が絡むトレードだろう。15日にはロサンゼルス・レイカーズが、ダニー・グリーンと今年の1巡目28位指名権を放出し、オクラホマシティ・サンダーからデニス・シュルーダーを獲得するトレードが合意に達したと『ESPN』が報道している。

 また、20日のFA(フリーエージェント)との交渉解禁を前に、複数の選手がプレーヤーオプションを行使するのか、それとも破棄するかという点も気になるところだ。15日の時点で、『The Athletic』や『ESPN』を含む複数の現地メディアが報じたリストは下記のとおり(チーム名は略称)。

■プレーヤーオプションを持つ選手たちの決断
【破棄して完全FAに】

アンソニー・デイビス(レイカーズ)
ラジョン・ロンド(レイカーズ)
ウェスリー・マシューズ(バックス)

【行使して残留】
エバン・フォーニエ(マジック)
ニコラ・バトゥーム(ホーネッツ)
オットー・ポーターJr.(ブルズ)
ティム・ハーダウェイJr.(マーベリックス)
ウィリー・コーリー・スタイン(マーベリックス)

 来季契約がプレーヤーオプションの選手はまだまだいるため、彼らの今後にも注目が集まることだろう。
  そして、開幕後のスケジュールとして気になるのはプレーイン・トーナメント。初めて実施された昨季は、レギュラーシーズン終了時点で各カンファレンスの8、9位チームが4.0ゲーム差以内であれば、プレーオフ最後のスポットをかけて直接対決をし、8位チームは1勝、9位チームは2連勝すればプレーオフに出場できるというものだった。

 昨季はシーディングゲーム(順位決定戦)終了時点で、ウエスタン・カンファレンス8位のポートランド・トレイルブレイザーズ(35勝39敗/勝率47.3%)と9位のメンフィス・グリズリーズ(34勝39敗/勝率46.6%)が0.5ゲーム差だったため初開催に。ブレイザーズが初戦を制し、プレーオフ進出を決めている。

 ところが、来季はレギュラーシーズン終了時点で各カンファレンス7、8位のチームと9、10位のチームがプレーオフ出場をかけてプレーイン・トーナメントで激突し、上位チームが1勝、または下位チームが2連勝すればその座を勝ち取ることになるという。
 『ESPN』によると、この新フォーマットは理事会で承認されなければ採用されないため、現時点ではどのような形になるかはまだ不明のようだ。だが、トレードやFA移籍から約1か月で新シーズンが開幕してしまうため、ケミストリーが生まれずなかなか噛み合わないチームが出る可能性があること。そして、72試合の短縮シーズンとはいえ極端にオフが短いチームもあり、強行スケジュールによって故障者が続出してしまうケースも考えられることから、力を発揮しきれないチームへの救済策としては理にかなったフォーマットと言っていいのではないだろうか。

 いよいよ約1か月後に迫った2020−21シーズンの開幕を前に、まずはトレード、ドラフト、FA戦線の動向に注目していきたいところだ。

文●秋山裕之(フリーライター)

【PHOTO】NBA最強の選手は誰だ?識者8人が選んだ21世紀の「ベストプレーヤートップ10」を厳選ショットで紹介!

関連記事(外部サイト)

×