【NBAドラフト候補名鑑|1巡目中位〜下位】ネスミス、アンソニーらNCAAの実力者のほか、欧州産の金の卵も

【NBAドラフト候補名鑑|1巡目中位〜下位】ネスミス、アンソニーらNCAAの実力者のほか、欧州産の金の卵も

NCAAで高い得点能力を披露したネスミス(左上)、アンソニー(右上)、ベイ(右下)。スミス(左下)は攻守万能なビッグマンだ。(C)Getty Images

昨年、八村塁が1巡目9位で指名されたことで日本でも注目を集めたNBAドラフト。今年は現地11月18日(日本時間19日)に、ESPNのスタジオからバーチャル形式で開催される。ここでは直前に迫った運命の瞬間を前に、1巡目での指名が予想される有力選手をおさらいしておこう。

※選手のプロフィールは@身長・体重AポジションB生年月日(年齢)C所属(学年or国)D国籍。年齢はドラフト当日(11月18日)時点。
TYPE=現役NBA選手の中でプレースタイルが似ている選手。

▼アーロン・ネスミス
予想指名順位:11〜20位
@198p・97s
ASG/SF
B1999年10月16日(21歳)
Cヴァンダービルト大(2年)
Dアメリカ
TYPE:ジョシュ・リチャードソン
■2019−20シーズン成績
G:14   MPG:35.7    FG%:.512    3P%:.522
FT%:.825   RPG:4.9    APG:0.9    PPG:23.0     
 今季はケガで14試合の出場にとどまったが、3ポイント成功数60本(平均4.3本)、成功率52.2%と圧巻のシュート力を披露。長くボールを持たずに高得点を稼ぐことができる職人タイプのシューターだ。

▼コール・アンソニー
予想指名順位:11〜20位
@191p・86s
APG
B2000年5月15日(20歳)
Cノースカロライナ大(1年)
Dアメリカ
TYPE:ジャマール・マレー
■2019−20シーズン成績
G:22   MPG:34.9    FG%:.380    3P%:.348   
FT%:.750    RPG:5.7    APG:4.0    PPG:18.5
 90年代にニューヨーク・ニックスなどでプレーしたグレッグ・アンソニーを父に持つサラブレッドは、昨季開幕戦で34得点を奪取。非凡な得点力を持つが、ミスの多さやシュートの不安定さにより評価が分かれている。

▼ジェイレン・スミス
予想指名順位:14〜20位
@208p・102s
APF
B2000年3月16日(20歳)
Cメリーランド大(2年)
Dアメリカ
TYPE:ジョン・コリンズ
■2019−20シーズン成績
G:31    MPG:31.3    FG%:.538    3P%:.368   
FT%:.750    RPG:10.5    APG:0.8    PPG:15.5
 2年間で平均1.77ブロックとリムプロテクターとして信頼が置け、速攻では先陣を切るなど攻守でフル稼働する。昨季は3ポイントの精度を向上させたことで、ストレッチ4としても計算できるように。
 ▼サディック・ベイ
予想指名順位:14〜20位
@203p・98s
ASF
B1999年4月9日(21歳)
Cビラノバ大(2年)
Dアメリカ
TYPE:クリス・ミドルトン
■2019−20シーズン成績
G:31    MPG:33.9    FG%:.477    3P%:.451   
FT%:.769    RPG:4.7    APG:2.4    PPG:16.1
 今季は3ポイント成功率で全米4位の45.1%を記録し得点が倍増。八村塁も受賞したジュリアス・アービング賞に輝いた。運動能力は並だが、戦術を理解し安定したプレーをこなす堅実さが売りだ。

▼キラ・ルイスJr.
予想指名順位:14〜25位
@191p・75s
APG
B2001年4月6日(19歳)
Cアラバマ大(2年)
Dアメリカ
TYPE:ディアロン・フォックス
■2019−20シーズン成績
G:31    MPG:37.6    FG%:.459    3P%:.366   
FT%:.802    RPG:4.8    APG:5.2    PPG:18.5
 抜群のクイックネスで相手を置き去りにするスピードスター。ピック&ロールの判断力に優れ、的確なパスで味方を生かしつつ隙あらば自らゴールを奪う。身体の線が細く守備では苦戦を強いられそう。

▼RJ・ハンプトン
予想指名順位:14〜25位
@196p・84s
APG/SG
B2001年2月7日(19歳)
Cニュージーランド・ブレイカーズ(ニュージーランド)
Dアメリカ
TYPE:ダンテ・エクサム
■2019−20シーズン成績(NBLでの成績)
G:15    MPG:20.6    FG%:.407    3P%:.295   
FT%:.679    RPG:3.9    APG:2.4    PPG:8.8
 上位指名候補のラメロ・ボールと同様にアメリカの大学ではなくオーストラリアNBLでのプレーを選択し、異国の地で堂々たるプレーを披露した。ハンドリングに優れ、一瞬の隙を突くドライブで得点機会を演出する。線の細さと守備は今後の課題。
 ▼ティレル・テリー
予想指名順位:14〜25位
@188p・73s
APG
B2000年9月28日(20歳)
Cスタンフォード大(1年)
Dアメリカ
TYPE:セス・カリー
■2019−20シーズン成績
G:31    MPG:32.6    FG%:.441    3P%:.408   
FT%:.891    RPG:4.5    APG:3.2    PPG:14.6
 身体能力は凡庸だが、バスケIQとシュート力は一級品。スクリーンを使ってディフェンダーを置き去りにし、クイックリリースからネットを揺らす。名門スタンフォード大出身とあって頭脳も明晰だ。

▼タイリース・マキシー
予想指名順位:14〜25位
@191p・91s
APG/SG
B2000年11月4日(20歳)
Cケンタッキー大(1年)
Dアメリカ
TYPE:ルー・ウィリアムズ
■2019−20シーズン成績
G:31    MPG:34.5    FG%:.427    3P%:.292   
FT%:.833    RPG:4.3    APG:3.2    PPG:14.0
 貪欲にゴールを狙う強気な姿勢はNBA向き。昨季はややシュートの安定感を欠いたが、3ポイントのレンジも広く、ベンチの得点源として打ってつけの存在だ。近年躍進が目覚ましいケンタッキー大産という点も好材料。

▼テオ・マレドン
予想指名順位:18〜30位
@192p・80s
APG
B2001年6月12日(19歳)
CLDLCアスベル(フランス)
Dフランス
TYPE:シェイ・ギルジャス・アレキサンダー
■2019−20シーズン成績(ユーロリーグでの成績)
G:22    MPG:17.4    FG%:.456    3P%:.367   
FT%:.689    RPG:1.8    APG:3.1    PPG:7.4
 トニー・パーカーがオーナーを務めるフランスのアスベル出身の司令塔。素早いファーストステップを武器に、自らゴールにアタックしてチャンスを作り出す。守備でチームに貢献できる点もプラスだ。
 ▼アレクセイ・ポクセフスキー
予想指名順位:16〜30位
@213p・95s
APF
B2001年12月26日(18歳)
Cオリンピアコス(ギリシャ)
Dセルビア/ギリシャ
TYPE:クリスタプス・ポルジンギス
■2019−20シーズン成績(ユーロリーグでの成績)
G:1    MPG:2.0    FG%:000    3P%:−   
FT%:.000    RPG:0.0    APG:0.0    PPG:0.0
 圧倒的なサイズに、シュート力やパスセンスなどオールラウンドな能力を備える大器。昨季はユーロリーグで1試合の出場とまだ実績はないが、体格やプレースタイルがポルジンギスに例えられるように、可能性は無限大だ。

▼ジョシュ・グリーン
予想指名順位:16〜30位
@198p・95s
ASG
B2000年11月16日(19歳)
Cアリゾナ大(1年)
Dオーストラリア
TYPE:ケリー・ウーブレイJr.
■2019−20シーズン成績
G:30    MPG:30.9    FG%:.424    3P%:.361   
FT%:.780    RPG:4.6    APG:2.6    PPG:12.0
 オーストラリア出身のスウィングマンは、恵まれた身体能力を武器に攻守両面で貢献。リバウンドを奪って自ら速攻に持ち込む突破力に加え、シュート力もまずまず。脇役として強豪で生きるタイプだ。

▼ニコ・マニオン
予想指名順位:21〜40位
@191p・86s
APG
B2001年3月14日(19歳)
Cアリゾナ大(1年)
Dイタリア/アメリカ
TYPE:ブリン・フォーブズ
■2019−20シーズン成績
G:32    MPG:32.3    FG%:.392    3P%:.327   
FT%:.797    RPG:2.5    APG:5.3    PPG:14.0
 イタリア生まれで18年には代表としてW杯予選を経験。3ポイントやフローターなどシュート力が売りで、コンスタントに2桁得点をマークする。父のペイスは80年代にユタ・ジャズなど6球団でプレーした。

★2020ドラフト指名順
1巡目
1位:ミネソタ・ティンバーウルブズ
2位:ゴールデンステイト・ウォリアーズ
3位:シャーロット・ホーネッツ
4位:シカゴ・ブルズ
5位:クリーブランド・キャバリアーズ
6位:アトランタ・ホークス
7位:デトロイト・ピストンズ
8位:ニューヨーク・ニックス
9位:ワシントン・ウィザーズ
10位:フェニックス・サンズ
11位:サンアントニオ・スパーズ
12位:サクラメント・キングス
13位:ニューオリンズ・ペリカンズ
14位:ボストン・セルティックス
15位:オーランド・マジック
16位:ポートランド・トレイルブレイザーズ
17位:ミネソタ・ティンバーウルブズ
18位:ダラス・マーベリックス
19位:ブルックリン・ネッツ
20位:マイアミ・ヒート
21位:フィラデルフィア・76ers
22位:デンバー・ナゲッツ
23位:ユタ・ジャズ
24位:ミルウォーキー・バックス
25位:オクラホマシティ・サンダー
26位:ボストン・セルティックス
27位:ニューヨーク・ニックス
28位:ロサンゼルス・レイカーズ
29位:トロント・ラプターズ
30位:ボストン・セルティックス

※『ダンクシュート』2020年12月号掲載原稿に加筆・修正。

構成●ダンクシュート編集部

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