八村塁が2年目のシーズンに向けて意気込み「プレーオフへ進めるように貢献したい」

八村塁が2年目のシーズンに向けて意気込み「プレーオフへ進めるように貢献したい」

現在ロサンゼルスでトレーニングに励んでいる八村。12月22日開幕の2年目へ向けて意気込みを語った。(C)Getty Images

ワシントン・ウィザーズの八村塁は現在、ロサンゼルスでトレーニングを行なっている。

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 22歳のフォワードは、11月18日、チームの日本語版公式ツイッターで、12月22日に開幕する自身にとってNBA2年目となる20−21シーズンに向けての意気込みを語った。

「すごく楽しみにしています。昨年、僕らはチームとして思っていたようなシーズンを送れませんでした。自分は1年目で、チームも立て直しを計っていました。今年は2年目になるので、もっと声を出していかなければいけないですし、もっとアグレッシブにならないといけない。チームがプレーオフへ進めるように貢献したいです。いいシーズンになることを期待しています。昨シーズンのようにならないことを願っています。昨シーズンは中断があったりと大変でした。今年はしっかりとプレーしてプレーオフに進めればと思っています」

 今季のウィザーズは、昨季スーパーエースとして大暴れを見せたブラッドリー・ビールだけでなく、ジョン・ウォールというリーグ有数のポイントガードが戦列復帰し、プレーオフ出場を視野に入れている。
  キャリア10年目のウォールは、アキレス腱断裂から復帰する元オールスターガード。現役2位のキャリア平均9.2アシストを記録しているように、ファーストブレイクから速い展開に持ち込んで得点を重ねるだけでなく、切れ味鋭いドライブや2メンゲームから矢のようなパスを通し、キックアウトでオープンショットを演出することもできる司令塔だ。

 2年目に向けて、八村は「ウェイトをたくさんやって、身体を鍛えています。あとはスリーやボールハンドリングの練習ですね。シンプルなことですけど、このチームに貢献するにはもっとスリーを放っていく必要があるので、自信を持って放てるように練習しています。そういった部分に取り組んでいます」と話していた。

 八村が昨季成功率28.7%に終わった長距離砲を磨き、コンスタントに沈めることができるようになれば、フロアでスペースが広がり、ウォールやビールが縦横無尽にコートを駆け抜けることができるはずだ。
  また、昨季見せていたように、2メンゲームやドライブからの合わせもますます効果的になることだろう。特にウォールのドライブに跳び込み、豪快なダンクや華麗なレイアップを決めるシーンは必見。

 そして11月18日に行なわれたドラフトで、ウィザーズが1巡目9位でイスラエル出身のデニ・アブディヤ、2巡目37位でチェコ出身のビィト・クレイチを指名したことで、八村はルーキーとしての“雑用係”を終えて後輩の“教育係”へ。
 「何をする必要があるか、ちゃんと教えないといけないですね。とにかく、ルーキーの雑用係はもう終わりです」と話した八村。誕生日を迎えた選手へ「ハッピーバースデー」の歌を歌う機会も格段に減り、よりプレーに集中することができるはずだ。

 NBAで1シーズンを戦い抜いたことで、八村はよりシャープな顔立ちとなり、自信に満ちた表情を見せていた。日本が誇る至宝にとって、今季終了後には東京オリンピックで世界中のバスケットボールファンやメディアから熱視線を集める可能性もあるだけに、入念な準備をして思う存分コートで暴れ回ってほしい。

文●秋山裕之(フリーライター)

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