新生ネッツのキーマンに!オフに2大エースとワークアウトをした23歳が意気込み「チームの武器になりたい」

新生ネッツのキーマンに!オフに2大エースとワークアウトをした23歳が意気込み「チームの武器になりたい」

キャリア2年で2度目のトレードを経験したシャメット。今季は新天地のネッツで重要な役割を担う。(C)Getty Images

NBAではよく選手たちが「トレードはビジネスだ」と口にするように、ロースター当落線上の選手からロールプレーヤー、スタータークラスからオールスター選手まで、トレードでチームを移ることは決して珍しくない。

 2018年のドラフト1巡目26位でフィラデルフィア・セブンティシクサーズから指名されたランドリー・シャメットは、ルーキーシーズンの途中にロサンゼルス・クリッパーズへトレードされ、今年11月19日(日本時間20日、日付は以下同)には3チーム間トレードでブルックリン・ネッツへの移籍が決まった。

 193cm・86kgのシューティングガードは、NBAキャリア2シーズンで平均9.2点、1.8リバウンド、1.6アシストの数字を残しているが、最大の強みは3ポイント。通算成功率40.2%、平均成功数2.1本と、フロアのスペースを広げるうえで貴重な存在となっている。
  ネッツは今回のトレードでシャメットとともにデトロイト・ピストンズからポイントガードのブルース・ブラウンを獲得。バックアップを務められる有能な人材を2人も獲得している。

 キャリア3年目で早くも3チーム目となるシャメットだが、新天地でも特に不安はないという。20日に行なわれた「Zoom」によるインタビューで、シャメットはネッツが誇るスーパースターデュオ、ケビン・デュラントとカイリー・アービングとは一緒にワークアウトをしてきた仲のため、アジャストするのは難しくないだろうと明かした。

「僕はラッキーだと思うね。この夏、面白いことに僕は『Mamba Sports Academy』でピックアップゲームをこなしていたんだ。オフシーズンを通して僕はあの2人と一緒にプレーできることが分かったし、彼らを相手にプレーしてきた。彼らを知ることができたし、楽しみにしているよ。彼らのプレーは大好きなんだ。彼らはともに動けるし、スクリーンをセットしてスペースを作ってほしいと思っている。それにアンセルフィッシュだし、パサーとしても有能で、スマートだからね」
  昨季はクリッパーズでカワイ・レナード、ポール・ジョージという2人のオールラウンダーとプレーしてきたシャメットだが、デュラントとアービングとともにプレーするのは「全然違う」と話す。

「僕は全然違うことになると思うね。そもそもコーチ陣が違うし、彼らがどんなプレーを求めるか、どのようにして(選手たちを)組み合わせるかによって変わってくる。大事なのは自分の仕事、役割を確立できるか。それと自分がどんなことをすればあの2人のプレーを楽にできるかだと思う。僕としては(相手チームにとって)危険な存在、そしてチームの武器になりたいね」
  昨季のクリッパーズはドック・リバースHC(現フィラデルフィア・セブンティシクサーズHC)を筆頭に、タロン・ルー、サム・キャセールといったコーチ陣がいた一方、今季プレーするネッツにはスティーブ・ナッシュHCの周囲にマイク・ダントーニ、ジャック・ヴォーン、アイミ・ウドカという全く異なるコーチ陣が加わったため、シャメットには新たな適応が求められるだろう。

 しかしシャメットには過去在籍した2球団で、スター選手と共存してきた経験がある。新天地でもチームに不可欠なシューターとして、十二分にフィットするのではないだろうか。

文●秋山裕之(フリーライター)

【PHOTO】NBA最強の選手は誰だ?識者8人が選んだ21世紀の「ベストプレーヤートップ10」を厳選ショットで紹介!

関連記事(外部サイト)