カリーがケガで来季全休の相棒トンプソンにメッセージ「彼なら強くなって復活できる」

カリーがケガで来季全休の相棒トンプソンにメッセージ「彼なら強くなって復活できる」

カリーは相棒のトンプソン(左)のケガに大きなショックを受けたというが、「彼には僕たちがついている」とメッセージを送った。(C)Getty Images

ゴールデンステイト・ウォリアーズは昨季リーグに最下位に沈んだ悔しさをバネに、開幕に向けて着々と準備を進めていた。しかし、11月18日にチームに大きな衝撃が走った。1年ぶりの復帰を目指していたクレイ・トンプソンがワークアウト中に右足下部を負傷。翌日のMRI検査の結果、右アキレス腱を断裂したことが発覚し、来季の全休が決まったのだ。

「彼はリーグでベストな2ガード(シューティングガード)。だからその知らせを耳にした時、大きなショックを受けたことは確かだね。涙もたくさん出た。なんて言うべきか、本当に分からなかったんだ。だって彼は今、重大なケガを乗り越えるべく、リハビリをこなしていくことになったんだから。でも彼には僕たちがついている。彼の近くで、リハビリしている時も自分たちの一員なんだと分かってもらえるといいね。そして彼にはこれからも僕らと連絡を取り続けてほしい」

 23日に『The Undefeated』のマーク・J・スピアーズ記者とのインタビューでそう語ったエースのステフィン・カリーは、2011年からコンビを組む相棒へこんな言葉を送っていた。

「彼なら強くなって復活できる。彼は(バスケットボールという)ゲームが大好きな男だからね。フロアに戻って自分自身を取り戻すべく、彼はどんなに辛いことでもやってのけるさ。僕らはそう願っているし、彼ならできると自信を持っている。2年半にも及ぶリハビリは誰にだってタフなこと。だから僕らは皆、彼のベストを願っている」
  とはいえ、ウォリアーズは昨季から着実に戦力増強に成功したと言っていいだろう。ドラフトでは216pのビッグマン、ジェームズ・ワイズマンを全体2位で指名。将来のドラフト指名権との交換でオクラホマシティ・サンダーから万能フォワードのケリー・ウーブレイJr.を獲得した。

 さらにフリーエージェント(FA)戦線ではブラッド・ワナメイカーとケント・ベイズモアを獲得し、バックコートは厚みを増した。ワナメイカーは昨季ボストン・セルティックスで平均6.9点、2.5アシストを残したベテラン司令塔。ベイズモアは2012−13シーズンから約2シーズンをウォリアーズでプレーした経験を持ち、ディフェンス力に定評がある。

 カリーは現有戦力にも手応えを感じており、開幕を約1か月後に控えた時点で各チームへ宣戦布告していた。

「僕らはリーグのどんなチームが相手でも渡り合える。ちょっとクレイジーではあるけどね。クレイがどれだけすごい選手なのかは皆が分かっている。でも僕らは今、この瞬間にいる。このチームメイトたちとともに、(チャンピオンシップを)追いかけていく。もちろん、(レイカーズが)ディフェンディングチャンピオンなのは分かっている。だから彼らを倒さなきゃいけない。それに向けて準備していくよ」

 2018年以来、3年ぶりの王座奪還を目指し、カリーとウォリアーズの新たなチャプターが始まろうとしている。

文●秋山裕之(フリーライター)

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