レブロンが2年89億円の高額延長契約に合意!レイカーズの積極補強に満足のキング「俺たちなら連覇できる」

レブロンが2年89億円の高額延長契約に合意!レイカーズの積極補強に満足のキング「俺たちなら連覇できる」

昨季はチームとして10年ぶり、自身4回目の優勝を成し遂げたレブロン。開幕を前に2023年までの延長契約に合意した。(C)Getty Images

12月2日(日本時間3日、日付は以下同)。ロサンゼルス・レイカーズのスーパースター、レブロン・ジェームズが2年8500万ドル(約89億円)という超高額の延長契約に合意した。

 今月30日に36歳を迎える“キング”は、キャリア17年目の昨季も平均25.3点、7.8リバウンド、10.2アシスト(リーグトップ)と衰え知らず。マイアミ・ヒートとのNBAファイナルでもシリーズ平均29.8点、11.8リバウンド、8.5アシスト、フィールドゴール成功率59.1%、3ポイント成功率41.7%と大車輪の働きでレイカーズを史上17度目のチャンピオンへと導き、自らは4度目のファイナルMVPに輝いた。

 今回結んだ延長契約により、レブロンは38歳となる2022−23シーズンまでレイカーズの契約下に収まり、キャリア通算で4億3500万ドル(約452億円/リーグ歴代最多)もの巨額を手にすることとなる。NBAファイナル通算10度の出場で、ヒート(12、13年)、クリーブランド・キャバリアーズ(16年)に続いて自身4度目の優勝を飾り、異なる3チームでファイナルMVPという史上初の快挙を達成した偉業から考えれば、むしろまだ安いと思う人もいるかもしれない。
  もっとも、レブロンがこれで満足することはない。すでに自身2度目の連覇に向けて動き出しており、オフシーズンの補強についても満足しているようだ。

「俺たちなら(連覇)できる。間違いなくできるさ。全ては健康体かどうかということ。それには多少の運も必要だ。俺たちが万全のコンディションを保てるかどうかだね」

 レブロンは1日に『Spectrum SportsNet』で放送されたポッドキャスト番組「Road Trippin」へ出演し、キャブズ時代の優勝メンバーであるリチャード・ジェファーソン、チャニング・フライとのトークの中でそう話していた。

 レイカーズは今オフ、コンボガードのデニス・シュルーダーを筆頭に、ベテランセンターのマルク・ガソル、昨季の最優秀シックスマン賞を受賞したモントレズ・ハレル、攻守兼備のウェスリー・マシューズなどを獲得。

 ケンテイビアス・コールドウェル・ポープ、マーキーフ・モリス、ジャレッド・ダドリーらFA組とも再契約を結び、プレーヤーオプションを破棄して完全FAとなったアンソニー・デイビスとも、近日中に再契約がまとまる見込みと報じられている。
  ダニー・グリーンやドワイト・ハワード(ともにフィラデルフィア・セブンティシクサーズ)、ラジョン・ロンド(アトランタ・ホークス)、エイブリー・ブラッドリー(ヒート)、ジャベール・マギー(キャバリアーズ)らはチームを去ったものの、主力の大半が30代だった昨季と比較すると、多少の若返りに成功したと言っていい。

「俺たちは若くなったんだ。このチームには27歳のポイントガード(シュルーダー)がいる。それにトレズ(ハレルの愛称)という26歳の最優秀シックスマンも獲得した。若返ったんだ。それにかつて最優秀守備選手賞を手にし、高いバスケットボールIQを持つマルクもいる。彼とはNBAで対戦しただけでなく、(国際大会で)スペインの代表チームと戦ったこともあるんだ」とレブロンは言う。
  また、マルクの兄であり、2009、10年の連覇に大きく貢献したパウ・ガソルがレイカーズへ復帰するかもしれないという話題になると「どうだろうね。俺に言わせれば、そのうち分かるさ、ということかな」と否定も肯定もせず、可能性があることを匂わせた。

 いずれにしろ、デイビスとの再契約が完了すればレイカーズは再び覇権争いの筆頭として今季を迎えることができる。王者は複数の新戦力を加えたが、チームのリーダーがレブロンであることに変わりはない。18年目の今季、そしてその先の2年間を含め、バスケットボール界の“キング”はLAに難攻不落のチームを築く構えだ。

文●秋山裕之(フリーライター)

【PHOTO】35歳を迎えても未だ衰え知らず!NBAの“キング”レブロン・ジェームズ特集!

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