新日本スーパーJr.高橋ヒロムが優勝!マスクを脱いだデスペラードは「俺の同期最強だろ?」

新日本スーパーJr.高橋ヒロムが優勝!マスクを脱いだデスペラードは「俺の同期最強だろ?」

ヒロム(左)がマスクを引きちぎると、自ら外して応戦したデスペラード(右)写真:滝川敏之

新日本プロレスは11日、『ワールドタッグリーグ2020』&『ベスト・オブ・ザ・スーパーJr.27』最終戦、東京・日本武道館大会を開催した。

『ベスト・オブ・ザ・スーパーJr.27』決勝は、2度目の優勝を目指す高橋ヒロムと、初優勝を狙うエル・デスペラードが対戦。両者の対戦成績はデスペラードの2勝1敗。公式戦ではデスペラードが勝利を収めているため、ヒロムが先に入場。武道館大会の最後に白いコスチュームで現れたデスペラードはIWGPタッグ王座のベルトをパートナーで欠場中の金丸義信の分まで2本肩にかけて入場し、リングに上がるとヒロムと睨み合った。期待感に包まれる場内。

 ゴングとともに大きな拍手が起こる。序盤から激しいチョップ合戦を繰り広げるなど、感情ムキ出しでやり合う2人だったが、デスペラードはヒロムの左ヒザに照準を絞り、場内外で徹底して攻めまくる。インディアンデスロックに悲鳴をあげるヒロム。エスケープするもデスペラードは撚りを加えて技を解く。ヒロムが攻め返すもデスペラードの方が先に立つほど、ヒロムのダメージは蓄積していたが、意地で場外に出すとエプロンからドロップキックを放ち、リング内では足を引きずりながらカウンターのトラースキックなどで形勢逆転を狙う。

【PHOTO】「BEST OF THE SUPER Jr. 27」優勝決定戦 高橋ヒロムが素顔のデスペラードを撃破! デスバレーボム2連発からTIME BOMBの体勢に入ったヒロムだが、デスペラードはマフラーホールドで捕獲してからヌメロ・ドスへ。これを切り抜けたヒロムは場外への立体殺法を狙うが、これを読んだデスペラードは「これが俺だよ」と叫ぶとIWGPタッグのベルトを手に持つ。レッドシューズ海野レフェリーが注意すると、ベルトをリングに放り投げ、レフェリーの目を盗んでイスを左ヒザにフルスイング。リングに戻るとギターラ・デ・アンヘルからヌメロ・ドス。しかしヒロムはまさかのカナディアンデストロイヤーで切り返す。

 トドメを刺そうとしたヒロムをレフェリーにぶつけると、「甘いんだよヒロム」と言うが、ヒロムは右ストレートでKO。デスペラードのマスクを引きちぎる。するとデスペラードはマスクを自ら脱ぎ、キレたデスペラードとヒロムは激しい打撃戦に。ヒロムは金具ムキ出しのコーナーへデスバレーを放つと、TIME BOMBを決めるがカウントは2。ならばとビクトリーロイヤルからのTIME BOMB2でカウント3。
  ヒロムが2年ぶり2度目の優勝を飾った。デスペラードの顔にはTシャツが被せられたが、これを投げてリングを後に。

「おいっ!デスペラード!お前とはこれから先も引退するまでやり続ける気がする。デスペラード!ワクワクするだろ?きょうは俺の勝ちだ!またやろうぜ!」とヒロムがマイクで呼びかけると、これを最後まで聞いてデスペラードはバックステージへ。ヒロムは続けて「闘いたいやつがいる」とした上で、「アメリカ『スーパーJカップ』優勝者!俺と闘え!」IWGPジュニアヘビー級チャンピオン石森太二の前に、Jカップの覇者と闘いたいとアピール。

 バックステージで素顔のデスペラードは「俺の同期最強だろ?でもリング上にはエル・デスペラードと高橋ヒロムしかいなかった」とコメント。ヒロムは「相手がデスペラードで良かった。俺も感情の浮き沈みが激しいから、嫌いだって言ったり、好きかもしれない、別にって言ったり、忙しいかもしんない。でも、今の感情は限りなく好きに近いぞ、デスペラード。俺はお前と一生やり合い続けたい。本気でそう思った」とデスペラードについて語り、「『SUPER J-CUP』優勝者、この俺とやれ。もう一度言うぞ。『SUPER J-CUP』、誰が優勝したかわからない。明日放送するんだろ? 楽しみに見とく」と改めて『スーパーJカップ2020』覇者との頂上決戦を訴えた。
  ヒロムの発言が認められれば来年1月4日、5日に開催される東京ドーム大会で、アメリカで開催され12日に世界配信される『スーパーJカップ2020』の優勝者と4日に対戦し、もし勝てば5日にIWGPジュニアヘビー級チャンピオンの石森に挑戦することになりそうだ。

◆新日本プロレス◆
『ワールドタッグリーグ2020』&『ベスト・オブ・ザ・スーパーJr.27』最終戦
2020年12月11日
東京・日本武道館
観衆 3564人
▼ベスト・オブ・ザ・スーパーJr.27優勝決定戦(時間無制限1本勝負)
●エル・デスペラード(30分14秒 片エビ固め)高橋ヒロム○
※TIME BOMB2
※ヒロムが2度目の優勝

文●どら増田

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