毎年恒例の「GMサーベイ」が公開!王者レイカーズの連覇を、なんと8割のGMが予想

毎年恒例の「GMサーベイ」が公開!王者レイカーズの連覇を、なんと8割のGMが予想

ポジション別ベストプレーヤ−部門では、昨季ファイナルMVPのレブロンが、レナードからトップの座を奪い返した。(C)Getty Images

12月18日(日本時間19日、日付は以下同)、NBA全30チームのゼネラルマネージャー(GM)たちによる毎年恒例の「GMサーベイ」が公開された。

 これは各チームのGMが自チームならびに選手ではなく、他チームまたは選手に1票を投じるというもの。はたして、GMたちは今季をどのように見ているのか。ここでは、その中からいくつかピックアップしていきたい(※チーム名は略称、%は得票率)。

<2020−21シーズン GMサーベイ結果(一部抜粋)>
■ポジション別のベストプレーヤー
ポイントガード(PG):ステフィン・カリー(ウォリアーズ/30%)
シューティングガード(SG):ジェームズ・ハーデン(ロケッツ/68%)
スモールフォワード(SF):レブロン・ジェームズ(レイカーズ/57%)
パワーフォワード(PF):ヤニス・アデトクンボ(バックス/46%)
センター(C):ニコラ・ヨキッチ(ナゲッツ/50%)

 昨年はカワイ・レナード(クリッパーズ)がSFでトップだったものの、昨季ファイナルでMVPを受賞したレブロンがトップに浮上。それ以外の4部門では昨年と同じ選手たちがトップ得票を手にした。

 最も僅差となったPGでは、デイミアン・リラード(ブレイザーズ/22%)がカリーに肉薄。昨季シーディングゲームでMVPに選ばれたスコアリングガードは、リーグ最高級の選手としての地位を確立したと言っていいだろう。

 また、ポジションレスバスケットボールを象徴するかのように、レブロンがPGで5位、PFで2位に入るなど、異なるポジションにランクインする選手が複数いた。
 ■MVP予想
1位.ヤニス・アデトクンボ(バックス/32%)
2位.ルカ・ドンチッチ(マーベリックス/21%)
3位.アンソニー・デイビス(レイカーズ/18%)
  .レブロン・ジェームズ(レイカーズ/18%)
5位.ケビン・デュラント(ネッツ/7%)
6位.ニコラ・ヨキッチ(ナゲッツ/4%)

 2年連続でMVPを獲得しているアデトクンボが今季もトップ予想で、ドンチッチが2位に割って入った。両選手は「フランチャイズをスタートさせるうえで1人契約できるとしたら誰を選ぶ?」という質問でトップタイの43%、「ベストな外国籍選手」でもアデトクンボ(68%)、ドンチッチ(29%)と上位2位に君臨。前者は26歳、後者は21歳という若さだが、すでに現代NBAを代表する選手になったことが窺える。
 ■新人王予想
1位.ラメロ・ボール(ホーネッツ/39%)
2位.ジェームズ・ワイズマン(ウォリアーズ/29%)
3位.オビ・トッピン(ニックス/18%)
4位.アンソニー・エドワーズ(ウルブズ/7%)

 プレシーズン初戦から魅惑のアシストを連発するボールがトップ得票数を獲得。ワイズマンはチーム練習にこそ加わっているものの、プレシーズンゲームには出場しておらず、本格的なNBAデビューは開幕後となる。

 フィニッシャーとして高さとスピードを兼備したダンクを叩き込むトッピン、ドラフト1位指名のエドワーズが入っているものの、現時点では本命不在なだけに、開幕後の動向に注目していきたい。

■勝負どころでショットを託したい選手は?
1位.デイミアン・リラード(ブレイザーズ/32%)
2位.ステフィン・カリー(ウォリアーズ/25%)
3位.ケビン・デュラント(ネッツ/18%)
4位.ルカ・ドンチッチ(マーベリックス/11%)
5位.クリス・ポール(サンズ/7%)

 起死回生のショットを放ってほしい選手のトップには自慢のディープスリーを何度も沈めてきたリラードがトップ。今回、昨年トップのカリー(44%)を上回ったリラードは、練習中にも“ロゴスリー”を連発しており、最近ではハーフコート近くから放つことも。

 だがカリーも負けてはいない。チーム練習の合間にこちらも“ロゴスリー”を4本連続、しかもネットへ直接スプラッシュさせる超正確なショットを決めており、両選手による対決は楽しみ。

 続いてウォリアーズ在籍時に数々のクラッチショットをねじ込んだデュラント、昨季のプレーオフでクリッパーズ相手にブザービーターのステップバックスリーを見舞ったドンチッチ、クラッチタイムでミドルショットを幾度も放り込んだポールが入った。
 ■今季のNBAファイナルを制すチームは?
1位.レイカーズ(81%)
2位.クリッパーズ(11%)

 最後に、GMたちが今季の優勝候補に挙げたチームを紹介したい。2連覇を狙うレイカーズに多くの票が集まっており、対抗馬はクリッパーズと、“LA勢”が上位を独占。しかもこの2チーム以外で票を得たのはネッツとヒートのみ。今季は主力の長期離脱などアクシデントがない限り、レイカーズが2連覇を達成するというのがGMたちの見解となっている。

 もちろん、ここまで紹介してきたのはあくまでGMたちの意見が反映されたものであり、このとおりにシーズンが進むわけではない。昨季ヒートがファイナルまで勝ち上がる快進撃を見せたように、今季も優勝候補たちを脅かすチームが出てくることを期待したい。

文●秋山裕之(フリーライター)

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