新日本バレクラの暴走、レフェリー3人でも止められず!石森&ファンタズモがJr.タッグ王座強奪

新日本バレクラの暴走、レフェリー3人でも止められず!石森&ファンタズモがJr.タッグ王座強奪

金丸へスーパーキックを放ち3カウントを奪ったファンタズモだが、ベルトを凶器にしたり、ローブローを見舞うなど、レフェリーが3人も投下される荒れた試合となった。(C)新日本プロレス

新日本プロレスは23日、新シリーズ『Road to THE NEW BEGINNING』を東京・大田区総合体育館大会にて開催した。

 メインイベントはIWGPジュニアタッグ王者のエル・デスペラード&金丸義信の鈴木軍が、石森太二&エル・ファンタズモのバレットクラブを相手に3度目の防衛戦で対決。

 前哨戦で遺恨を深めてきた両チームは、ジュニアならではのスピーディーかつスリリングな攻防で観客の目を釘付けにしていく。しかし終盤、ファンタズモの疑惑のスーパーキックがレッドシューズ海野レフェリーに誤爆。ここからチャンピオンベルトなど、凶器も使いながらバレットクラブお得意の反則攻撃が飛び交う大乱戦に突入。

 ラフでは鈴木軍も負けないものを持っているが、代わりに入って来たマーティー浅見レフェリーもスーパーキックの巻き添えを食らい、3人目の佐藤健太レフェリーまで登場する事態に。混戦の中、ここを勝機と見た金丸はディープインパクトを繰り出すも、ファンタズモはレフェリーの死角を突いてローブローから、すかさずスーパーキックを金丸に叩き込み、3カウントを奪取。

 石森&ファンタズモがバレットクラブ流のファイトスタイルで2度目の同王座戴冠に成功している。
  新日本サイドはバレットクラブによるレフェリーを巻き込んで、反則を繰り出す試合展開を阻止すべく、この日は1試合に3人ものレフェリーを投入したが、防くことはできなかった。

 EVIL、G.o.Dらヘビー級だけじゃなく、ジュニアでもやられたのだから、たまったものではない。試合後には放送席でゲスト解説を務めていたタイチもリングに上がり佐藤レフェリーに抗議。佐藤レフェリーを鉄柵に投げるなど苛立ちを隠せなかったが、後の祭り。リング上はファンタズモの勘違いマイクアピールでバッドエンドだ。

 バックステージでファンタズモは「あいつらが狙ってくると予め見越して、今日はいつもよりしっかり靴紐を結んでおいた。で、結局靴の中にあるのはこの赤いソックスだけだ。これでもういいだろ?」と言って、先に一人で控室へ。石森は「何もなかったな?おい、デスペ、金丸、(ベルトを叩いて)これが結果だ、ククク ッ。どうだ、自称・経験と自信で確かな実力のあるお前らが、俺ら悪いお調子者2人にカーンと味わされた気分はよ、フハハハ!だいたいな、お前らな、ファンタズモのスーパーキックがどうのこうのとか言い訳が多すぎるんだよ!これが実力の差だ。俺ら2人に敵う奴なんていねえと思うよ。さあ、バレットのジュニアジャックの始まりだ」とジュニア戦線もバレットクラブが占拠すると予告した。
  敗れたデスペラードは「悪い新チャンピオンだな、おい!なんだ、靴に細工するだけじゃ飽き足らず、こっちのキ●タマまでなくすつもりか?バカ野郎!そのつもりだったらな、こっちだって考えがあるよ。タイチまで怒らせたぞ、お前ら。なんだ、G.o.Dか?あいつらが持ってるんだろ、タッグ(IWGP タッグ 王座)?俺たちが黙ってると思うなよ」と語り、2.10広島大会で行なわれるIWGPタッグ選手権試合、バレットクラブのG.o.D(タマ・トンガ&タンガ・ロア)に、鈴木軍のタイチ&ザック・セイバーJr.が挑戦するタイトルマッチで、タイチ組へのサポートを示唆している。両チームというより、両ユニットの遺恨は深まるばかりだ。
 ◆新日本プロレス◆
『Road to THE NEW BEGINNING』
2021年1月23日
東京・大田区総合体育館
観衆 1325人
▼IWGPジュニアタッグ選手権試合(60分1本勝負)
<王者組>エル・デスペラード&●金丸義信(23分07秒 体固め)石森太二&エル・ファンタズモ○<挑戦者>
※スーパーキック
※第62代王者組が3度目の防衛に失敗。石森&ファンタズモが第63代王者となる

文●どら増田

【PHOTO】「WORLD TAG LEAGUE 2020」優勝決定戦 G.o.Dが悲願の初優勝!

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