「ボストンに戻りたかったけど…」ホーネッツの新エースとなったヘイワードが昨年のFA戦線を回想

「ボストンに戻りたかったけど…」ホーネッツの新エースとなったヘイワードが昨年のFA戦線を回想

今季のヘイワードはここまで自己最多の平均23.1点をマーク。加入1年目からホーネッツのエースとして活躍している。(C)Getty Images

昨季終了後、ゴードン・ヘイワードは今季の契約(プレーヤーオプション)を破棄して制限なしフリーエージェント(FA)となり、サイン&トレードで3シーズン所属したボストン・セルティックスからシャーロット・ホーネッツへ移籍した。

 契約内容は4年1億2000万ドル(約123億6000万円)。自身3チーム目となるホーネッツは、制限付きFAとなった2014年(当時はユタ・ジャズに在籍)にオーナーのマイケル・ジョーダンが獲得を熱望し、高額契約をオファーしたチームだ。この時はジャズがマッチしたことで移籍は実現しなかったが、昨オフにホーネッツは6年越しで万能戦士の獲得に成功した。

 キャリア11年目の今季、ヘイワードはテリー・ロジアーやデボンテ・グラハム、ラメロ・ボールにPJ・ワシントンといった若手たちとプレー。チームは1月22日(日本時間23日、日付は以下同)のシカゴ・ブルズ戦に110-123で敗れて4連敗を喫したものの、ヘイワード自身は好調を維持している。

 30歳のフォワードは、今季14試合を終えてチームトップの平均23.1点に5.1リバウンド、3.7アシスト、1.3スティールをマーク。得点、フィールドゴール50.2%、フリースロー91.2%、3ポイント成功数(平均2.1本)はいずれもキャリアハイのペースで、6日のアトランタ・ホークス戦では自己最高の44得点を奪うなど、若手中心のチームで牽引役を務めている。

 そんななか、22日に『The Athletic』へ公開された記事の中で、ヘイワードが昨年のFA戦線について回想。移籍先としてホーネッツを含め、5チームが候補に挙がっていたという。
 「アトランタ(ホークス)は僕が本当に気になっていたチームだった。あのチームは若いけどものすごく才能に溢れたチームで、彼らは僕のことを獲得しようとしていた。ニューヨーク(ニックス)もそう。あとはインディアナ(ペイサーズ)にも興味があって、互いに関心を抱いていたよ。ボストンは…いや、あのチームのことは忘れよう。ボストンに戻りたかったんだけどね。つまり、僕は数多くのオプションがあって、移籍する可能性があるチームは複数あった。それがアトランタ、ニューヨーク、ボストン、インディアナ、そしてシャーロットだったんだ」

 セルティックスにはバトラー大の恩師でもあるブラッド・スティーブンス・ヘッドコーチ(HC)がおり、ヘイワードにとってインディアナは高校時代までを過ごした故郷。ホークスは昨年のオフシーズンに積極果敢に補強をしており、ニックスも同様だった。

 だがここまでのところ、ヘイワードのホーネッツ加入は正解と言っていいだろう。チームはここまでイースタン・カンファレンス下位の6勝9敗と負け越しているものの、開幕戦で左手を骨折して戦線離脱していたコディ・ゼラーがブルズ戦で復帰。

 まだシーズンは長いだけに、フルメンバーが揃ったホーネッツがここから巻き返す可能性は十分あるだろう。

文●秋山裕之(フリーライター)

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