新日本、強い棚橋弘至が帰って来た!鷹木信悟との激戦を制しNEVER初戴冠。試合後オーカーンが乱入!

新日本、強い棚橋弘至が帰って来た!鷹木信悟との激戦を制しNEVER初戴冠。試合後オーカーンが乱入!

鷹木との激戦を制してNEVER初戴冠した棚橋。(C)新日本プロレス

新日本プロレスが30日、ビッグマッチ『THE NEW BEGINNING in NAGOYA』愛知県体育館(ドルフィンズアリーナ)大会を開催した。

 メインイベントではNEVER無差別級選手権試合、鷹木信悟に棚橋弘至が挑戦。1.6東京・TDCホール大会で因縁が勃発。その後は前哨戦で激しい意地の張り合いを見せて来た両者。

 試合は前哨戦同様、勢いで来る鷹木に棚橋は強い気持ちで応戦。試合はあっという間に20分、そして30分を超える大熱闘に。「まだまだ楽しもうぜ棚橋」「もっとこい!鷹木」と時間を追うたびにお互いにテンションが上がっていく…。

 終盤、大技の応酬の中、鷹木はラスト・オブ・ザ・ドラゴンの体勢に入るも棚橋はスリングブレイドで返すと、ハイフライアタックを放つ。続くこの日2度目のドラゴンスープレックスはカウント2に。

 ここが勝機と見た棚橋はロープを飛び越えコーナーにスルッと上がり、ハイフライフローを決めてカウント3。棚橋が35分越えの死闘を制し、これまで奪取してきたIWGPヘビー級、IWGPインターコンチネンタル、ブリティッシュヘビー級、IWGP U-30無差別級、IWGPタッグ、NEVER無差別級タッグ、GHCタッグ、CMLL世界タッグ、CMLL世界トリオといったタイトルに、NEVER無差別級が加わった。
  試合後、鷹木は棚橋の肩にかかったNEVERのベルトに手を置き何やら言葉を交わすと両者は1本指を立てて再戦を約束。

 鷹木が退場すると、棚橋は「こういう状況下で俺自身が弱気になってた部分がありましたが、鷹木選手に教わりました。プロレスラーはいついかなるときも、胸を張って前に突き進んでいきます!」と叫んだ。

 そして、エアギターのアンコールから「愛してま〜す!」で大会を締めようとした瞬間、この日、天山広吉を破り、モンゴリアンチョップを封印させたグレート-O-カーンが奇襲。エリミネーターで新王者をKOすると「オイ!東京ドームだけで終わりだと思ったか?棚橋!貴様が、帝国の軍門に下るか、引退するまで!何度も何度も何度だって!おんなじ目に合わせてやるよ!わかったか?わかったらこのNEVERのベルト、献上しろ!棚橋!」と1.4東京ドーム大会のリベンジとともにNEVER王座への次期挑戦をブチ上げた。

【動画】着火剤は鷹木信悟。強くて熱い棚橋弘至が帰ってきた!
  バックステージで鷹木は「いやあ、やられたね。見事にやられたな、棚橋弘至。絶対、負けたくない、負けられない一戦だったが……やられたよ。こんなこと言ったら柄じゃねえかもしれないけど、俺はうれしかったよ。うれしかった。目の前に、 凄くて、強い棚橋がいたからな。試合中にも、ワクワク、ワクワクしたぞ」と敗れはしたが、強い棚橋を引き出せたことには満足している様子だった。

 続けて「まだまだ俺も修行足んねえな。まあ別にこの1試合で、負けたからって、落ち込むことねえよ。言ってんだろ! 俺のNEVERは、“NEVER BETTER”!常に絶好調だ。いやあ、今日1月だろ。2021年、あと11カ月あるんだ。関係ねえよ、今日の負けなんか。残り11カ月、暴れ龍のごとく!ベルトがあろうがなかろうが、闘ってやるよ。オイ棚橋、俺は執念深いからよ、リング上で『もう1回やろう』って言ったこと、忘れんなよ!出直しだ!」と再戦をアピールすることも忘れなかった。

 オーカーンは「言わなくてもわかんだろ。余は全レスラーを処刑し、全ベルトを支配する。リングで言った通りだ。1度だけで終わると思うなよ。次こそ、蹂躙して、処刑してやる!」と相変わらずの“絶口調”ぶりだった。
  棚橋はノーコメントだったが、昨年末の後楽園大会あたりから本来の強さや怖さが戻って来ているのは確かで、体もさらにシェイプアップされて、この日も35分を超えた死闘だったが、まだまだやれるところを見せつけた。

 NEVERは2017年1月5日に前日の東京ドーム大会で内藤哲也が保持していたIWGPインターコンチ王座に挑戦するも敗れた棚橋が、タグチジャパンとして唐突にNEVER6人タッグ王座に挑戦し奪還。その後、インターコンチ王座奪取、翌年にはG1クライマックスに優勝、2年後の1月4日にはIWGPヘビー級王座を奪還するにまで至った縁起のいいブランドだ。

 オーカーンの勢いを今の棚橋なら跳ね返す力が十分にあると言っていいだろう。棚橋の中には常に“怒り”のスイッチが隠されていることを忘れてはならない。コロナ禍で世界中が暗くなってる中、みんなが待っていた強い棚橋弘至が帰って来た。

◆新日本プロレス◆
『THE NEW BEGINNING in NAGOYA』
2021年1月30日
愛知・愛知県体育館(ドルフィンズアリーナ)
観衆 2126人
▼NEVER無差別選手権試合(60分1本勝負)
<王者>●鷹木信悟(35分40秒 片エビ固め)棚橋弘至○<挑戦者>
※ハイフライフロー
※鷹木が2度目の防衛に失敗、棚橋が第32代王者となる

文●どら増田

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