ビールが40得点超えをマークするとウィザーズは勝てない? かたや同じ条件で“負けなし”の選手も…〈DUNKSHOOT〉

ビールが40得点超えをマークするとウィザーズは勝てない? かたや同じ条件で“負けなし”の選手も…〈DUNKSHOOT〉

なぜかビールが40得点超えをマークした試合で、ウィザーズは大きく負け越している。(C)Getty Images

現地2月28日(日本時間3月1日、日付は以下同)に行なわれたボストン・セルティックスとの試合に、110-111で惜しくも敗れたワシントン・ウィザーズ。最終盤までリードを保っていたものの、第4クォーター残り4.7秒でジェイソン・テイタムに決勝レイアップを沈められ、土壇場で逆転負けを喫してしまった。

 そしてこの敗戦により、ある不名誉な記録がさらに数字を伸ばすことになった。ウィザーズのエース、ブラッドリー・ビールは46得点を叩き出したが、『ESPN』によれば、彼が40得点以上を奪った試合でチームは実に11連敗中! これはリーグ史上ワースト記録だという。

 遡ること2019年12月3日、オーランド・マジックとの試合でビールは42得点を奪取するも敗戦。以降、ビールが40得点以上を稼いだゲームでウィザーズは負け続け、60得点をマークした今年1月6日のフィラデルフィア・セブンティシクサーズ戦でも敗れ去る。同月27日のニューオリンズ・ペリカンズ戦でも47得点をあげたがまた負けて、この時点で1961-62シーズンにウォルト・ベラミーが記録した9連敗を更新する10連敗に。当時のベラミーが所属していたチームはウィザーズの前身であるシカゴ・パッカーズで、皮肉にも球団OBの不名誉記録を塗り替えることになってしまったのだ。
  また、同じく『ESPN』が報じたのが、過去に10試合以上で40得点超えをマークした選手がリーグに95人いるなかで、ビールの40得点超えゲーム時の勝率が歴代ワーストだという事実。ビールはこれまで26試合で40得点オーバーを記録しているものの、その際の勝敗は6勝20敗、勝率わずか23.1%と低迷している。

 一方で、前述した95人のなかには、40得点以上をマークした試合で負けなしという選手が1人だけ存在する。その男の名はゴールデンステイト・ウォリアーズのクレイ・トンプソン。彼は2014年11月1日のロサンゼルス・レイカーズ戦でキャリア初の40得点超え(41得点)をマークして以降、13試合で40得点以上を記録し、そのすべてに勝利。ビールとは対照的な結果となっている。
  そのほか、10試合には届いていないものの、OBではレジー・ミラー(元インディアナ・ペイサーズ)、ジェフ・マローン(元ワシントン・ブレッツ/現ウィザーズほか)が9試合で40得点以上をマークし全勝。現役ではサンアントニオ・スパーズのラマーカス・オルドリッジが8度、ロサンゼルス・クリッパーズのカワイ・レナードも5度の40得点超えで負けなしと、自身の活躍を勝利につなげている。
  ビールとしては、自身のハイパフォーマンスが勝利に結びつかないことをもどかしく感じていることだろう。ウィザーズの次の試合は3月2日、本拠地キャピタルワン・アリーナで行なわれるメンフィス・グリズリーズ戦。このゲームでもビールはエースの役割を全うし、高得点を稼ぎ出してくれるはず。その活躍をしっかりと白星につなげ、ネガティブなジンクスを打破したいところだ。

構成●ダンクシュート編集部

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