東京五輪代表メンバーのオーバーエイジ3枠を考察。候補は5人

福田正博 フットボール原論

■3月末のU−24アルゼンチン代表との2連戦で、日本の五輪代表メンバーのプレーぶりが明らかになり、7月の本番でのメンバーが誰になるかの話が盛り上がっている。今回は福田正博氏に、本番でのメンバーを予想してもらった。


吉田麻也(写真右)と冨安健洋(同左)は、五輪代表でもコンビを組むか

 東京五輪でメダルを目指すU−24日本代表は、U−24アルゼンチン代表との強化試合を0−1、3−0の1勝1敗で終えた。この状況下で、東京五輪に出場する強豪国と対戦できたことは収穫だった。

 アルゼンチン戦に出場した選手たちを見ながら感じたのは、日本が自国開催の東京五輪でメダル獲得を目指すには、やはりオーバーエイジ枠を使うべきということ。日本の若い世代はしっかり育ってきているものの、すべてのポジションで人材が充実しているわけではないからだ。

 3枠あるオーバーエイジの候補には、現時点でいいと思われる選手が5人いる。まず1トップ候補に大迫勇也(ブレーメン)、トップ下で南野拓実(サウサンプトン)、ボランチに遠藤航(シュツットガルト)、センターバックに吉田麻也(サンプドリア)、そして右サイドバック(SB)に酒井宏樹(マルセイユ)だ。

 このうち3人しか選べないのがもどかしいところではあるが、それでも五輪代表の補強したいポジションはしっかり補える。

 遠藤航は当確と見ていいだろう。ブンデスリーガや日本代表で見せる、攻守における存在感は圧倒的なものがある。世界に誇れる日本サッカー最大の武器を使わない手はない。

 7月の日本の気象条件と五輪の日程を考えれば、遠藤航をボランチの軸に据えて、田中碧(川崎フロンターレ)、中山雄太(ズヴォレ)、板倉滉(フローニンゲン)と組み合わせながら使うのではないか。

 大迫勇也も、U−24の攻撃的な選手のストロングポイントを生かすためには不可欠なピースだ。2列目には堂安律(ビーレフェルト)、久保建英(ヘタフェ)、三笘薫(川崎)、相馬勇紀(名古屋グランパス)といった選手たちがいる。彼らを生かすには、屈強な外国人DFを相手にしてもボールをしっかり収められる大迫の力は欠かせない。

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