大本命ソダシは秋華賞で本当に勝てるのか。追い風となる材料はいっぱいあるが…

 GII札幌記念(8月22日/札幌・芝2000m)のソダシ(牝3歳)は強かった。

 大外枠から果敢にスタートダッシュを決め、逃げ馬の番手を難なくキープ。あとはスイスイと、リズムよくレースの流れに乗っていった。

 この競馬ができれば、この馬は強い。


強豪古馬相手の札幌記念で快勝したソダシ

 3角手前で後方を追走していたブラストワンピースがグングンと押し上げてきて、ロングスパートの奇策に出る。やがて、ソダシと馬体が合ってブラストワンピースはさらに前へ出ようとするが、それを待っていたかのようにソダシも逃げ馬をかわして一気にスパートした。

 直線を向いてブラストワンピースを競り落とすと、ラヴズオンリーユー、ペルシアンナイトらの追撃も抑えて快勝。後続に4分の3馬身差をつけて、鮮やかな白毛馬が再びゴール板を真っ先に駆け抜けていった。

 札幌記念は夏競馬唯一のGII。過去ここをステップにして、秋のGI戦線で飛躍を遂げた馬も多く、例年好メンバーが集まる"レベルの高いレース"として知られる。

 現に今年も、海外GIを制したばかりのラヴズオンリーユーをはじめ、3頭の古馬GI馬が参戦していた。その難敵たちを相手にこれだけのパフォーマンスを見せたのだから、大したものだ。

 しかも、父クロフネ産駒はこれまでに2000m以上の重賞レースを勝ったことがなかったが、その不名誉なジンクスも破ってみせた。

 レース後、主戦の吉田隼人騎手は「これで秋が楽しみになりました」と、きっぱり言った。

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