堤礼実アナも興奮した名勝負。「個人的には今年の1、2を争うベストレース」

堤 礼実連載:『華麗なるウマ話』第26回

スポルティーバとフジテレビの競馬中継番組『みんなのKEIBA』とのコラボ企画、堤礼実アナウンサーの連載『華麗なるウマ話』。今回は、天皇賞・秋の「3強」の激闘を振り返りつつ、ジャパンカップで引退するコントレイルへの思いも語ってもらった――。

 これを見て、テンションが上がらない競馬ファンはいないはず!

 そんな気持ちにさせるレースを、今年もまた堪能することができました。「3強」が熾烈な争いを見せた天皇賞・秋です。

 昨年の三冠馬であるコントレイル、GI通算5勝の女傑グランアレグリア、そして今年の皐月賞馬であるエフフォーリア。いずれ劣らぬ実力を持った3頭の対決とあって、戦前から大きな注目を集めていました。

 レースでは実際、その高まる期待を裏切らない「これぞ、名勝負!」という戦いが繰り広げられました。

 このレースを見て、昨年のジャパンカップを思い出した人も多かったのではないでしょうか。アーモンドアイ、コントレイル、デアリングタクトといった3頭の三冠馬が「3強」を形成。この3頭が激闘を演じて上位を独占した一戦です。

 そのレースの感動に勝るとも劣らなかったのが、今年の天皇賞・秋です。競馬は何が起こるかわからないとは言いますが、ふたを開けてみれば、1着エフフォーリア、2着コントレイル、3着グランアレグリア。

「3強」が評判どおりの強さを見せて、「やっぱりこの3頭が強かったな」とつくづく感じる結果となりました。

 勝ち馬だけでなく、強い敗者がいてこその名勝負です。個人的には2021年のここまでのレースのなかで、1、2を争うベストレースのひとつだと思っています。

 勝ったエフフォーリアは、ダービーの悔しさを晴らす勝利となりました。

 鞍上の横山武史騎手には、さまざまな思いが募っていたのではないかと想像します。奇しくも最大のライバルと言えるコントレイルの鞍上は、ダービーで苦杯をなめさせられたシャフリヤールと同じ福永祐一騎手でしたしね。

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