ウマ娘ではサイボーグ。ミホノブルボンは日本ダービーで圧倒的な強さを誇っていた

 スマホゲーム「ウマ娘 プリティダービー」において、"サイボーグ"と呼ばれるキャラクターがいる。ウマ娘のミホノブルボンである。少女の姿をしたウマ娘に対して、この呼び名はなんとも強烈。だが、ウマ娘のミホノブルボンには、確かにサイボーグのような要素がふたつある。


ハードトレーニングの賜物として日本ダービーでは圧倒的な強さを誇った

 ひとつは、鋼の肉体を持つこと。ミホノブルボンはトレーナーであるマスターを師事し、日々課せられたハードトレーニングをこなしていく。そうして鍛えられた鋼の肉体が特徴だ。もうひとつは、そのレーススタイル。スタートから正確なラップを刻んで逃げきるのだ。

 そんなウマ娘のミホノブルボンは、ゲーム内の日本ダービーで圧倒的な強さを誇ることでも知られている。

 ここまではあくまでウマ娘の話だが、実際にこういったサラブレッドがいたのだから面白い。モデルとなった競走馬のミホノブルボンだ。

 同馬はサイボーグと呼ばれるほどの肉体を持ち、逃げのスタイルで圧倒的な強さを見せた。なかでも、1992年のGT日本ダービー(東京・芝2400m)は、その強さをいかんなく発揮したレースだと言える。

 ミホノブルボンを振り返る上で欠かせないのが、この馬の調教師を務めた戸山為夫の存在だ。戸山は、ハードトレーニングで鍛えて強くするという手法を徹底しており、特に坂路コースを使った調教を所属馬に課していった。

 その例に漏れず、ミホノブルボンも坂路で鍛え抜かれた。1日の調教で、ほかの馬よりも坂路を駆け上がる本数が多いのは当たり前のこと。そうして力をつけたミホノブルボンは、まさに戸山理論の結晶といえる1頭であり、いつしか「坂路の申し子」と呼ばれるようになった。

続きを見る

関連記事(外部サイト)