セントウルSは「逃げ」が得意な2頭に期待。人気薄馬だが、種牡馬のコース成績が波乱を予感させる

 9月11日、中京競馬場で3歳以上による重賞、GⅡセントウルS(芝1200m)が行なわれる。

 このレースは、10月2日に開催されるGⅠスプリンターズS(中山・芝1200m)の最重要ステップレース。昨年のセントウルSで2着だったピクシーナイトも、そのあとのスプリンターズSを勝利した。

 そのピクシーナイトを含め、過去4年のセントウルS勝ち馬4頭、2着馬2頭、3着馬1頭が、その後のスプリンターズSに出走して馬券に絡んでいる。特に、勝ち馬は4年連続で馬券に絡んでいるため、今年も大注目のレースとなる。


昨年のCBC賞をJRAレコードで制したファストフォース

 通常は阪神で行なわれるが、京都競馬場改修工事の関係で、3年連続で中京競馬場での開催となる。過去のレースの傾向は当てはまらないと思われるので、「中京・芝1200m」のデータを基に血統的視点から分析していきたい。

「中京・芝1200m」の過去10年の種牡馬別成績を見ると、ロードカナロアがトップの19勝(113戦)。勝率も16.8%と高い数字を残している。ロードカナロアはサイアーランキングで2位に入るくらいの種牡馬であるため当然とも言えるが、重賞では人気薄の馬が馬券に絡むことも多い。今年のGⅠ高松宮記念では17番人気キルロードが3着、昨年の葵Sでも13番人気のレイハリアが勝利している。

 同コースに限らず、芝1200m重賞のロードカナロア産駒は人気薄の馬が走る傾向が強い。今年も6月12日の函館スプリントで7番人気のジュビリーヘッドが2着。8月21日の北九州記念ではボンボヤージが16番人気で勝利している。

 今回は2頭のロードカナロア産駒が出走予定。ボンボヤージは今レースにも出走予定だが、重賞勝ちを果たしたばかりで人気が上がりそう。そのため今回はもう1頭の、ファストフォース(牡6歳、栗東・西村真幸厩舎)のほうに妙味がありそうだ。

 同馬は昨年のGⅢCBC賞(小倉・芝1200m)を、1分06秒0という当時のJRAレコードで勝利。その時も8番人気の人気薄で、同年のGⅢ京阪杯でも6番人気で3着に入っている。

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