ジョーダンとの「ラストダンス」。神様と1on1をした日本人選手の物語

 マイケル・ジョーダンの現役最終年となった1997−98シーズンに密着したドキュメンタリーが話題を呼んでいる。

 引退から17年。いまだに色褪せない”神”と呼ばれた男と1on1をした経験を持つ、日本人の物語を知っているだろうか?


ジョーダンと1on1で対戦した少年は今年34歳になった

 神様が目の前にいる——。

 ノースカロライナ大の23番のユニフォームを着た身長150cmに満たない少年は、ドリブルをしながら心臓の高鳴りを必死で抑えていた。

 レッグスルー、ポストアップ……。何日も前から父と一緒に考えた、とっておきのムーブを懸命に思い出し、平常心を保とうとしたが、最初の左手でのレイアップを外すと緊張は頂点に達し、吐き気すら覚えた。1本シュートが決まり、どうにか落ち着きを取り戻すと、あとは夢中でボールを追った。

 1on1が終わった直後、少年はジョーダンが持っているボールを指差し「そのボール、もらっていい?」とジェスチャーで伝えると、神様は大きな手でポンポンと少年の頭を数度触れ、ボールをプレゼントしてくれた。

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