史上初の快挙! U23車いすバスケ日本代表が世界選手権で金メダル獲得!!

■鳥海連志・髙柗義伸・赤石竜我が躍動!

2022年9月16日、タイ・プーケットで開催されているU23車いすバスケットボール世界選手権の決勝戦が行われ、日本代表が見事に金メダルに輝いた。昨年に開催された東京2020パラリンピックのフル代表での銀メダルを上回る快挙となる。

決勝の相手は、予選リーグ1戦目で戦ったトルコ代表。初戦では15点差の勝利を収めているが、準決勝で優勝候補筆頭のドイツ代表を撃破しているだけに油断はできない。2005年以来となる決勝進出という高揚感と、ジリジリとした緊張感に包まれるなか、日本時間の17時30分に大一番は幕を開けた。

▲史上初の快挙を目指して 写真:IWBF公式YouTubeより

準決勝では、予選リーグで19点差をつけられたスペインを、シーソーゲームの末に53-51で退けたように、日本躍進を支えたのは粘り強いディフェンスと、メンタルの強さ。この決勝でも、日本のディフェンス力は大いに発揮された。

高さのある相手のエースを徹底マークでゴールから遠ざけつつ、鳥海連志、髙柗(たかまつ)義伸のダブルエースが着実にシュートを決める。一方のトルコも、高さとスピードを生かした攻撃で追いすがり、決勝戦にふさわしい一進一退の攻防。前半を4点リードの26-22で折り返した。

▲13得点の活躍を見せた鳥海連志

泣いても笑っても試合は後半の20分。開始14秒で髙柗が2ポイントシュートを決めて6点差。幸先のいいスタートを切るも、トルコも巧みなパスワークで日本のディフェンスを崩して追いすがる、ヒリヒリとした展開。日本から駆けつけたファンたちの、声をからしながらの声援を力に、第3クオーターを5点リードで終えた。

そして迎えた運命の第4クオーター。ここでもエース髙柗の決定力が、金メダル奪取に向け、日本代表を力強くけん引する。要所要所で確実にシュートを決め、この日は20得点の大活躍。

残り3分では、鳥海が車いすから落ちるハプニングに見舞われるものの、これも身を挺してのディフェンスをしているからこその名誉の負傷。必死で追いすがるトルコを突き放し、最終スコアは52-47。見事、史上初の金メダルを獲得した。

▲健闘を称え合う鳥海連志と高柗義伸 写真:IWBF公式YouTubeより

試合終了のホイッスルが会場に響き渡ると、激闘を制したコート上の若い侍5人は抱き合い、健闘を称え合い、喜びを爆発させた。

2年後に開催されるパリパラリンピックでは、主力メンバーとなるのは間違いない。今大会で最高の結果を残した鳥海、髙柗、赤石を中心に、さらなる活躍を期待したい。

▲地元・長崎での凱旋サイン会も予定されている

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