大谷翔平「打者専念」に追い込むソーシア監督の腹黒魂胆

エンゼルス大谷翔平が1年目の本塁打で城島健司氏、松井秀喜氏超え 監督の思惑懸念も

記事まとめ

  • エンゼルス・大谷翔平が1年目の本塁打で城島健司氏と松井秀喜氏の記録を抜いた
  • しかし、大谷翔平は故障を再発させており、マイク・ソーシア監督の責任論も出ている
  • また、ソーシア監督は大谷翔平を『打者専念』に追い込もうとしているとの指摘もある

大谷翔平「打者専念」に追い込むソーシア監督の腹黒魂胆

大谷翔平「打者専念」に追い込むソーシア監督の腹黒魂胆

大谷翔平「打者専念」に追い込むソーシア監督の腹黒魂胆

 6月の右肘故障から約3カ月ぶりとなる復帰マウンドでまさかの肘故障を再発させてしまったエンゼルス大谷翔平(24)。夢のメジャー二刀流が重鎮監督の「腹黒野望」に食い物にされる!?

 9月に入り、大谷の猛打が止まらない。スポーツジャーナリストの友成那智氏が驚嘆する。

「打者としてだけ見ても予想をはるかに上回る大活躍ぶりです。すでに城島健司(18本)、松井秀喜(16本)を抜く日本人メジャー1年目の本塁打新記録となりましたが、そもそも打数のベースがまったく違うため、比較の対象にならないほどです」

 城島は144試合出場での542打席、松井は163試合出場での695打席に対し、二刀流・大谷はわずか85試合出場での258打席(日本時間9月11日現在)で2人を追い抜いてしまった。いかに大谷が本塁打をハイペースで量産しているかがわかるだろう。

「大谷は13.6打席に1本というペースで本塁打を打っています。仮に今シーズン打者としてフル出場していたなら、45本は打っていた可能性が高い。もちろん本塁打王争いに絡んできたのは間違いありません」(友成氏)

 9月1週目には5試合で打率4割7分4厘、4本塁打と猛打を爆発させ、野茂英雄に続く2度目の週間MVPに選出された。

 しかも、その直前の9月3日の復帰マウンドで右肘の故障を再発させただけに、米メディアも「肘はいらなかった」と驚いたほど。メジャー担当記者が説明する。

「もっとも、この大谷の二刀流復活には、チームへの批判の声も聞かれます。というのもエンゼルスは首位アストロズとは17ゲーム差の西地区4位、すでにワールドシリーズ出場の目がない状態。にもかかわらず、消化試合で病み上がりの大谷を無理に登板させたことが結果的に肘の故障を再発させたのですから、明らかに球団の判断ミスだと言えます」

 さらには、チームの指揮を執るマイク・ソーシア監督(59)の責任を指摘する声も出ており、

「ソーシア監督は00年から今季で19年目、GMよりも権力を握っていると言われる名将で、今年が契約最終年となる。8月には今シーズンで退任するという現地報道が出ていますが、本人は完全否定している。ワールドシリーズ進出の目がなくなっても、チームで数少ない話題となる大谷を使い続け、『新人王は確実だ』など自身の延命を図っているのは明らかです」(メジャー担当記者)

 今年、6月の故障では、右肘靱帯の損傷はグレード2と診断され、トミー・ジョン手術(靱帯再建手術)を避け、PRP(多血小板血漿)注射で回避した大谷だが、今後どうなるのか。メジャー関係者が説明する。

「大谷が選択できる手段は2つに絞られます。すでにシーズン中にメスを入れることは否定していますので、手術は早くてもシーズン後の10月の早い段階になる。通常、トミー・ジョン手術をした投手は、12カ月間はマウンドに立てないため、大谷は来季マウンドに立つことができなくなります。しかし、打者としてなら半年で復帰することができるので、早ければ6月から打席に立つことができる」

 うまくいけば、シーズン3分の2は打者として活躍できることになる。しかし、来年の開幕戦から出場する手段もあるという。

「2度目の故障のあと、チームドクターの診断では6月の故障箇所とは別の箇所の靱帯だったと発表している。つまり、前回のPRP注射はある程度効果があった可能性がある。ヤンキースの田中将大(29)もメスを入れることを回避して成功していますが、大谷も再びPRP注射を続け、前半戦はDHなど一刀流でスタートし、後半戦から様子を見てマウンドに立つことも可能です」(メジャー関係者)

 しかし、そのまま“さらば二刀流”となる可能性も懸念されている。

「トラウト(27)、アップトン(31)、プホルス(38)などエンゼルスは右の強打者ばかりが並ぶ打線だけに、左打者の大谷の存在は大きい。ソーシア監督が故障後も大谷を打者として起用し続けているのは、こうしたチーム事情も大きい。来季も続投となれば、こうした起用法が続くことになる」(メジャー担当記者)

 現時点で、右肘手術に関する最終判断は決定されていない。再び“快投乱打”とばかりにグラウンドを暴れまくる二刀流を一刻も早く見られることを願うばかりだ。

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