サンスポ、水戸正晴の万券を生む血統論「リーサルウェポンを狙い撃つ!」

サンスポ、水戸正晴の万券を生む血統論「リーサルウェポンを狙い撃つ!」

サンスポ、水戸正晴の万券を生む血統論「リーサルウェポンを狙い撃つ!」

 いよいよ秋競馬の開幕だ! 中山で行われる「京成杯AH」は、昨年220万馬券が飛び出したように大荒れ傾向。1番人気馬も13年連続で連対していない。一方、阪神の「セントウルS」は、GI馬ビッグアーサーに注目。

 秋競馬の開催となるが、その開幕週のメインは、京成杯AH。ハンデ戦であり、よく荒れることで知られる。

 確かに馬単導入後の02年以降、これまでその馬単で万馬券になったのは5回(馬連3回)。03年以降は、1番人気馬は連対を果たしていないのだから驚きだ(ただし2番人気馬は6勝、2着1回)。

 舞台は中山の芝のマイル戦。これも荒れる要因の1つだ。2コーナーのポケットからのスタート。そして加速がつくところで急に折れる、最初のコーナー(2角)がある。

 多頭数になるほど、外の馬はスムーズに曲がれない馬のアオリを食うケースが多く、はじかれたりしてロスを被るわけだ。

 ということで、真ん中より内枠の馬がよく連に絡む。そのあたりを頭に入れて馬券を検討していただきたい。

 ただ、おもしろいことにハンデ戦だからといって、あまり軽い斤量の馬に目がいってはいけない。00年以降、最も連対しているのは57キロを背負っている馬で、58キロ以上の馬も2勝(2着1回)している。実績馬は軽視してはいけないということだろう。

 年齢からは充実の4歳、地力ある5歳馬が強い。高齢の7歳馬もよく連対を果たすので、近走の成績がよく、追い切りの動きが目立つようであれば要注意だ。

 以上のことを念頭に馬券検討に入ろう。

 顔ぶれを見てみると、関屋記念を使った馬が多いが、GI勝ちがあるクラリティスカイを筆頭に、その上位組が人気になるか。あとは、GI朝日杯FSを制したダノンプラチナ、GINHKマイルCで僅差2着のロードクエストだが、ともに休み明けで、ハンデを背負わされそう。このあたりが気になるところだ。

 やはりハンデ戦だけに、その背負わされるハンデがポイントだろうか。その意味では、軽ハンデの牝馬に目がいく。アルマディヴァン、ダンスアミーガなどが近走の成績から怖そうだが、穴党として最も期待したいのは、リーサルウェポンだ。

 こちらは前述した関屋記念組。ブービー人気(18頭立ての17番人気)で結果は10着だっただけに、評価は低い。が、勝ち馬との差はコンマ6秒。3馬身ちょいであれば、断じて軽く見るべきではない。そもそも体調を崩して3カ月半ぶりの実戦だったことを思えば、むしろよく頑張ったと言えるだろう。

 さて、注目のハンデだが、前4走が2桁敗北。目安となるのが3走前の中山牝馬Sで、この時は51キロのハンデで12着と凡走している。牝馬同士の一戦でこの結果なのだから、前走の内容を評価されたとしても、牡馬相手のここでは51キロ、見込まれても52キロだろう。

 ならばチャンスがあっていいはずだ。1000万条件を勝ち上がった直後のGIII愛知杯で、50キロの軽ハンデだったとはいえ、2着している馬。力量のほどは確かなのだ。

 一度使われたことで、この中間の稽古の動きがグンと良化している。1週前の追い切りの動きも実に軽快だった。

「休ませたことで馬が成長した。たくましくなって、春とは見違えるようだ」

 厩舎スタッフは、こう言って口をそろえるほど。ならば軽ハンデでもあり、身上の鋭い決め手がモノを言っても不思議ではない。

 曾祖母ケイティーズは、GI愛1000ギニーを勝った3歳女王で、その子にあの女傑ヒシアマゾン(エリザベス女王杯)がいて、アドマイヤムーン(ジャパンC、ドバイデューティフリー)、スリープレスナイト(スプリンターズS)など近親に活躍馬が多数いる良血。よほどの外枠を引かないかぎり、良馬場条件に狙い撃ちといきたい。

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