MLB公式サイト「イチローは日本に戻るかも」 MLB残留へ、候補は「6球団」

MLB公式サイト「イチローは日本に戻るかも」 MLB残留へ、候補は「6球団」

去就が注目されるイチロー【写真:Getty Images】

FA市場冷え込みで交渉難航も…代理人はNPB復帰を「考えたくはない」

 昨季限りでマーリンズとの契約が満了し、FAとなったイチロー外野手。現在新天地を探しているが、背番号51と契約するジョン・ボッグス代理人がMLB公式サイトに登場し、歴史的な冷え込みを見せているFA市場の動きの鈍さに悪戦苦闘していることを告白した。

「私はこのこと(NPB復帰)について考えたくはない。日は過ぎて行くけれど、私は彼がどんな球団にとっても凄まじい資産になることに誰かが気づいてくれるという希望を持ち続けている」

「MLBのオファーがなければ、イチローは日本に戻るかもしれない」とのタイトルがつけられた記事の中で、ボッグス氏はこう語っている。

 今季のFA市場は選手の動きが遅く、ダルビッシュ有投手、ジェイク・アリエッタ投手という目玉選手の移籍先も未だ決まらず。外野手も同じ状況で、FA屈指の実力者がマーケットに残っている。メッツがジェイ・ブルース外野手と契約したものの、J・D・マルティネス外野手、ロレンゾ・ケイン外野手、カルロス・ゴンザレス外野手もまだ未契約だ。

「(FA市場の)最初はマリナーズは彼を復帰させるだろうと、大きな希望を持っていた。クラブの(移籍市場での)動きがもっと活発になることを祈っている。多くの外野手はまだ未契約であることも理解している」

 ボックス氏はイチローの古巣復帰の望みを抱いていたというが、そのシナリオは実現していない。

イチローは「もっと打席に立てれば、結果を出すはずだ」

 2016年8月にメジャー史上30人目の通算3000安打の金字塔を達成したイチローは昨季も数々のマイルストーンにたどり着いた。マーリンズの外野トリオが怪我なく好調だったために、出番は限定的になったが、1995年にジョン・バンダーウォールが記録したシーズン最多代打安打記録にあと1本と迫る27安打を記録した。

「彼が3000安打を達成した後、彼がずっと話していたことに気づかされたんだ。記録達成が目的ではない。記録は後からついてくるものなんだ。彼が心から愛するベースボールをプレーすることが一番なんだ、とね」

 こう話しているボッグス氏は「イチローの独自性はどんなチームにおいても出場機会をもたらす。個人的にはもっと打席に立てれば、彼は結果を出すはずだ」と強調している。

 2001年から12年シーズンの途中まで活躍したマリナーズの動きが鈍いという現在、移籍先候補はどこになるのだろうか。

「彼ら(どの球団)も彼がマーケットにいることはわかっている。メッツにある程度期待していたが、彼らはジェイ・ブルースとサインした。ビリー・ハミルトンが移籍した場合、レッズにも期待していたが、それが実現しなかった。我々は次の動きを待っているところだ」

「我々は、『もう一度連絡して』と言われ続けている。6チームとね」

 MLB公式サイトは、イチローが12月23日にイチロー杯の大会長挨拶で日本復帰の可能性について「ゼロじゃない限りは可能性は残る」と発言したことなども踏まえ、「日本に戻るかもしれない」とのタイトルを付けた。ただ、ボッグス氏はレジェンドにメジャー18年目が訪れることを目指し、全力を注ぎ込んでいる。(Full-Count編集部)

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