西武秋山、シーズン214安打ペース 自身が持つNPB最多安打記録更新なるか?

西武秋山、シーズン214安打ペース 自身が持つNPB最多安打記録更新なるか?

西武・秋山翔吾【写真:荒川祐史】

打率は日ハム近藤に次ぐ2位も…62試合消化で93安打を記録

 NPBは各球団ともにペナントレースの約4割、60数試合を消化した。今季は久々にシーズン200安打が達成されそうな見込みだ。

両リーグの安打数5傑()は1試合当たりの安打。

パ・リーグ
1秋山翔吾(西)93安打62試合(1.50)
2柳田悠岐(ソ)82安打63試合(1.30)
3荻野貴司(ロ)76安打62試合(1.23)
4源田壮亮(西)75安打62試合(1.21)
5吉田正尚(オ)74安打65試合(1.14)
5浅村栄斗(西)74安打62試合(1.19)

セ・リーグ
1坂本勇人(巨)87安打64試合(1.36)
2岡本和真(巨)81安打64試合(1.27)
2アルモンテ(中)81安打65試合(1.25)
4大島洋平(中)75安打65試合(1.15)
5宮崎敏郎(De)74安打60試合(1.23)

 パ・リーグでは、西武の秋山翔吾が1試合当たり1.5本のハイペースで安打を量産している。打率は現時点では日本ハムの近藤健介が174打数63安打の.3620で1位。秋山は.3618で2位だが、近藤は負傷離脱があったため、安打数では秋山が30本も多い。

 セは巨人の坂本勇人が87本で1位。2012年以来の最多安打の可能性が出てきた。チームメートの岡本と中日のアルモンテが2位につけている。

 これらの選手が残り試合を今のペースで安打を打つとすれば最終的には以下の数字となる。

1994年のイチローは130試合で210安打、1試合あたり1.62安打は群を抜く数字

パ・リーグ
1秋山翔吾(西)214.5安打
2柳田悠岐(ソ)186.1安打
3荻野貴司(ロ)175.3安打
4源田壮亮(西)173.0安打
5浅村栄斗(西)170.7安打
6吉田正尚(オ)162.8安打

セ・リーグ
1坂本勇人(巨)194.4安打
2岡本和真(巨)181.0安打
3アルモンテ(中)178.2安打
4宮崎敏郎(デ)176.4安打
5大島洋平(中)165.0安打

 秋山はこのペースで安打を打ち続ければ、200安打に到達する可能性が高い。秋山は2015年にシーズン216安打のNPB記録を樹立しているが、その数字を更新する可能性もある。

 NPBの200本安打者。()は1試合当たりの安打。

1秋山翔吾/2015年 216安打 143試合(1.51)
2マートン/2010年 214安打 144試合(1.49)
3イチロー/1994年 210安打 130試合(1.62)
4青木宣親/2010年 209安打 144試合(1.45)
5西岡剛/2010年 206安打 144試合(1.43)
6ラミレス/2007年 204安打 144試合(1.42)
7青木宣親/2005年 202安打 144試合(1.40)

 秋山翔吾は、2015年とほぼ同じペースで安打を打っていることがわかる。今後の活躍次第では、NPB記録を更新する可能性は大いにある。また、秋山は、青木宣親に続き2人目の「200安打2回」を記録する可能性もある。

 200本安打を記録した7例のうち、6例は140試合以上の試合数でのものだが、イチローだけは130試合制でのもの。1試合当たりの安打数は1.62と群を抜いて高い。イチローが143試合制で打席に立っていれば231安打を記録したことになる。

 2015年の秋山は打率.359。しかし、ソフトバンクの柳田悠岐が.363をマークして首位打者に輝き、秋山は2位に終わった。今季も日本ハムの近藤健介、柳田も含めたハイレベルな戦いが続いている。秋山は最多安打と首位打者をダブルで獲得できるだろうか?(広尾晃 / Koh Hiroo)

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