球宴ファン投票と選手間投票、“違い”出た7ポジションは? ロッテは0のまま…

球宴ファン投票と選手間投票、“違い”出た7ポジションは? ロッテは0のまま…

阪神・糸井嘉男【写真:荒川祐史】

新たに7選手が選出、菅野はファン投票では松坂に負けるも選手間投票は大差で1位

「マイナビオールスターゲーム2018」の選手間投票結果が28日に発表され、巨人の菅野智之投手、阪神の糸井嘉男外野手ら7選手が新たに選出された。つまり、ファン投票と選手間投票は7つのポジションで“違い”が生まれたことになる。

 選手間投票に参加しているのは、12球団の支配下登録選手全員。投票の対象となる選手は各球団が選出したファン投票リスト記載の30人で、セ・リーグ9ポジション9人、パ・リーグ10ポジション(DH含む)10人に票を投じる。一緒にプレーしている選手が、今季活躍している選手、“凄い”と肌で感じる選手を選んでいるということになる。

 セ・リーグの投手部門は、ファン投票では今季復活を遂げた松坂大輔投手が39万4704票を集めた。途中までは菅野と接戦を演じていたが、最後は15万516票差をつけて選出。絶大な人気をあらためて証明した形だ。ここまで7試合登板で3勝3敗、防御率2.41という成績ながら、過去の実績、そして今季の復活劇からファンの支持を集めたことも納得できる。

 一方で、ファン投票では菅野が385票を集め、65票の松坂に大差をつけた。今季も13試合登板で8勝4敗、5完投3完封、防御率2.13と好成績をマーク。リーグNO1の実力者であることは誰もが認めるところだろう。選手間投票では圧倒的な支持を受けた。

楽天岸はファン投票で5位も選手間投票では1位

 また、一塁手はホセ・ロペス(DeNA)、二塁手は菊池涼介(広島)がそれぞれ選出。ファン投票では、一塁手は岡本和真(巨人)、二塁手は山田哲人(ヤクルト)だった。ロペスは、ファン投票では新井貴浩(広島)、坂口智隆(ヤクルト)にも及ばず4位だったが、選手間投票では322票を集め、2位の岡本(189票)を圧倒した。菊池はファン投票では山田に4万3642票という僅差で敗れたが、選手間投票では364票を集め、218票だったライバルを抑えた。

 ファン投票で1人も選出されなかった阪神からは、糸井が選手間投票で3位に滑り込んだ。ファン投票では、筒香嘉智(DeNA)、青木宣親(ヤクルト)、鈴木誠也(広島)が選出され、糸井は丸佳浩(広島)に次ぐ5位。しかし、選手間投票では、筒香、鈴木、糸井が選出され、青木が4位、ソイロ・アルモンテ(中日)が5位だった。

 パ・リーグの投手部門では、ファン投票で5位だった岸が選手間投票で選出。岸が145票、ファン投票1位だった菊池雄星(西武)は105票で2位となり、楽天のエースが僅差を制した。

 捕手では、ファン投票2位だった甲斐拓也(ソフトバンク)が273票の支持を集めてトップ。ファン投票でトップだった森友哉(西武)は153票で、“逆転現象”が起きた。さらに、DH部門ではアルフレド・デスパイネ(ソフトバンク)が選出。ファン投票は近藤健介(日本ハム)が1位、デスパイネが2位だった。こちらも、選手間投票ではデスパイネが211票、近藤が149票と逆の結果となった。

 なお、ロッテはファン投票、選手間投票のどちらでも1人も選出されなかった。ただ、ファン投票と両部門で1位選出となった場合は、2位からの繰上げは行わず、その選手枠を監督選抜枠に移行される。監督選抜枠は7月2日に発表される。

 今季のオールスターは7月13日に京セラドーム大阪、同14日は熊本・藤崎台県営野球場で開催される。選手間投票の選出選手は以下の通り。※はファン投票選出選手。

【セ・リーグ】
◯投手 菅野智之(巨人)
◯捕手 小林誠司(巨人)※
◯一塁手 ホセ・ロペス(DeNA)
◯二塁手 菊池涼介(広島)
◯三塁手 宮崎敏郎(DeNA)※
◯遊撃手 坂本勇人(巨人)※
◯外野手 筒香嘉智(DeNA)※、鈴木誠也(広島)※、糸井嘉男(阪神)

【パ・リーグ】
◯投手 岸孝之(楽天)
◯捕手 甲斐拓也(ソフトバンク)
◯一塁手 山川穂高(西武)※
◯二塁手 浅村栄斗(西武)※
◯三塁手 松田宣浩(ソフトバンク)※
◯遊撃手 源田壮亮(西武)※
◯外野手 柳田悠岐(ソフトバンク)※、秋山翔吾(西武)※、吉田正尚(オリックス)※
◯DH アルフレド・デスパイネ(ソフトバンク)(Full-Count編集部)

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