【MLB】米紙がイチロー本塁打競争出場を再び熱望 「彼1人でダービーを救うかも」

【MLB】米紙がイチロー本塁打競争出場を再び熱望 「彼1人でダービーを救うかも」

マリナーズ・イチロー【写真:Getty Images】

今季公式戦には出場できないレジェンドだが…

 5月にマリナーズ会長付特別補佐に就任した後も、チームに同行して選手と一緒に練習を続けるイチローに、再び球宴のホームランダービー出場希望の声が届いた。7月17日(日本時間18日)に行われる第89回オールスターゲームの開催地、ワシントンDCの地元紙「ワシントンポスト」だ。「彼はイチロー、彼は至宝、そして彼は1人でホームランダービーを救うかもしれない」との見出しで特集記事を掲載している。

 記事では、今季はすでに選手登録を外れながら、試合に出場する時と変わらぬ準備を続ける背番号51の姿を紹介。今季はMLBの規則上、マリナーズのユニホームを着て公式戦に出場することは叶わないが、「球界の至宝が国際的に披露される方法」「柔軟なルールを持つテレビ向けの壮大な祭典」「イチローの伝説的な本塁打で盛り上がる方法」を模索した結果、MLB機構に対して「イチローを7月16日(同17日)にナショナルズパークで行われるホームランダービーに出場させよ」と提言している。

 そもそも、イチローの本塁打競争出場を言い出したのは、マリナーズのコーチ陣だという。試合前のフリー打撃でいとも簡単にスタンドインさせる姿に驚嘆し、ホームランダービーに出たら面白そうだと言い始めたことをきっかけに、マリナーズのスコット・サービス監督が6月に出演したラジオ番組で「半分冗談で」言及。そこからアイディアに「手が生え足が生え」、瞬く間に広まったという。

 にわかに広まった「イチロー本塁打競争出場説」に、当のイチローは現時点では選手登録されていないことを理由に相手にしなかったが、記事では「ノーとは言っていない」と指摘。さらに、MLB機構の広報部に問い合わせても「本塁打競争出場者は現在選考段階です」と、特にイチローについて触れなかったそうだが、ここでも「ノーとは言っていない」と、何とか希望をつないだ。

 日米球史に名を刻むレジェンドが、ジャッジやスタントン、ハーパーといったホームランバッターを打ち負かし、本塁打競争で優勝したら……。「彼は至宝だ。もし彼さえ同意してくれば、2018年ホームランダービーこそ、その才能を輝かせる場所だ」と締めくくった。果たして、米メディアの願いは届くのだろうか。(Full-Count編集部)

関連記事(外部サイト)