傷だらけの王者ホークス、4連勝で2位に1.5差「優勝のチャンスはある」

傷だらけの王者ホークス、4連勝で2位に1.5差「優勝のチャンスはある」

来日初アーチを放ったソフトバンク・グラシアル【画像:(C)PLM】

来日初本塁打のグラシアルは2安打3打点と活躍

■ソフトバンク 10-5 日本ハム(21日・静岡)

 一歩一歩、着実に上を目指すだけだ。3位のソフトバンクは21日、2位の日本ハムを下し、その差を1.5ゲームに縮めた。

 新助っ人の来日初アーチが、チームに勢いをもたらした。5回1死一塁、キューバ人助っ人のグラシアルが、日本ハム有原のカーブをジャストミート。左翼スタンドへ来日1号となる2ランを突き刺し、試合後は「しっかり、投手の球に対応できて本塁打になってよかった」と振り返った。

 この日は2試合連続となる「3番・DH」で先発。初回には1死二塁から中越え適時打を放ち、2安打3打点の活躍だった。2017年のWBCキューバ代表。5月下旬に左手薬指を骨折するなど不運もあったが、出場15試合で48打数16安打、打率.333ときっちりと結果を残している。来日初アーチについては喜びも控えめ。「日本に来て初本塁打でうれしいけど、これが最後の本塁打ではないと思っている。まだまだ打ちたい」と、今後の爆発を誓った。

 グラシアルの後には中村晃にも11号3ランが飛び出すなど、18安打10得点。日本ハムのルーキー清宮の2号2ランなどはあったものの、静岡決戦をモノにし、3連戦の初戦を勝利で飾った。

 ただ、勝利を手放しでは喜べないアクシデントも起きた。5回1死で現在リーグ打率トップの柳田が二塁到達後に途中交代。9回には上林が右手に死球を受けて交代となった。柳田選手は交代後にベンチで声援を送るシーンもあり、大事ではなさそうだが、内川、デスパイネが離脱中だけに、これ以上の故障者は避けたいところだ。

 万全のチーム状況ではないながら、4連勝としたホークス。22日には静岡を離れ、東京ドームで2連戦を戦う。3タテを決めれば、日本ハムを抜いて2位浮上となる。首位の西武とは、いまだ8ゲーム差と道のりは遠いが、グラシアルはチームの思いを代弁した。「必ず優勝のチャンスはあると思って頑張りたい」。残り39試合。王者はまだ諦めていない。(「パ・リーグ インサイト」編集部)

(記事提供:パ・リーグ インサイト)

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