ホークス、劇的サヨナラ勝ちで首位に5G差、工藤監督「本当の戦いはこれから」

ホークス、劇的サヨナラ勝ちで首位に5G差、工藤監督「本当の戦いはこれから」

ソフトバンク・工藤公康監督【写真:藤浦一都】

通算100勝達成の中田に「本人にとっても思い出に残る100勝」

■ソフトバンク 12-8 西武(26日・ヤフオクドーム)

 ソフトバンクは26日、本拠地での西武戦で序盤に6点を奪いながらも、一時は逆転を許す苦しい展開を強いられた。それでも勝ち越された直後に追いつき、最後は延長12回にグラシアルが来日初満塁弾を放って劇的なサヨナラ勝ち。連勝は9まで伸ばした。

 6点のリードを追いつかれながらも、最後はしっかりと勝利を手にした。終盤は西武の流れで試合が進んだが、中田賢一の好投がその流れを止め、12回裏の最後の攻撃で一気に流れを引き寄せた。

 試合後の工藤公康監督は「すごい試合でした。期待はしていましたが、ああいうサヨナラホームランという形で終われて、本当によかったと思います」と、あえて興奮を抑えるような口ぶりで静かに話した。

 また、このサヨナラ勝ちにより通算100勝を達成した中田について、「みんなが負けられない試合だと思っている中で、最後に投げるのはプレッシャーもあったと思いますが、素晴らしいピッチングをしてくれました。こういう形になったのは、本人にとっても思い出に残る100勝になったんじゃないでしょうか。おめでとうございます」と笑顔で祝っていた。

 一方で、粘りの投球を見せていた先発の大竹耕太郎については「勝ちをつけてあげたかった。勝利の権利がなくなって申し訳ない。あそこは加治屋君で1つアウトを取って、嘉弥真君にと思っていたんですが…すみません」と“謝罪”した。

 これで9連勝とし、西武とのゲーム差も一気に「5」に縮めた。それでも工藤監督は「まだ西武さんの背中がやっと見えてきたというところ。本当の戦いはこれから。集中して1試合1試合戦っていきたい」と気を引き締めた。(藤浦一都 / Kazuto Fujiura)

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