「うちは勝っていくしかない」―鷹が快勝、連勝ストップから再スタートの1勝

「うちは勝っていくしかない」―鷹が快勝、連勝ストップから再スタートの1勝

ヒーローインタビューを受けたホークス・明石(左)と石川【画像:(C)PLM】

貯金は再び10に、明石のチーム34イニングぶりのタイムリーで打線が目覚める

 総力戦の終盤へ。ソフトバンクが29日、ロッテに7-0で快勝し、貯金を再び10とした。

 待望のタイムリーが、試合を動かした。6回1死満塁、甲斐に代わって送り込まれた代打・明石が、一塁線にたたきつける2点適時二塁打。今季は打率1割台と苦しんでいるが、価値ある一撃でチームの目を覚ました。9連勝はしていたものの、25日の初回以降の得点は犠飛や本塁打によるもので、適時打は34イニングスぶり。「知らなかったですけど、タイムリーが出てよかったです」と、お立ち台で明石は笑った。

 それを口火に、続く上林が意表を突くスクイズで追加点。打球はフライとなったが相手投手が捕球しきれず、さらに一塁への送球がそれて失策となり2得点。5点リードの8回無死二、三塁、上林が今度は右翼へ2点適時打。今季のホークスの先頭打者として引っ張ってきた男だが、7月は打率.236で終え、8月は2割に満たない数字と、不振が続いていた。打順も下がり、この日は9番での出場となったが、最終打席でクリーンヒットを放つなど期待に応えた。

 投手陣では先発の松本裕が5回無失点という内容だったが「ある程度球数(5回91球)も考えた。石川君に託そうと思った」と工藤監督が振り返ったように、6回から石川がマウンドへ。3者凡退で直後の5得点へリズムを生んだ。8回には武田も登板。連勝が止まった28日の敗戦から、是が非でも勝利をという、ホークスの執念があった。

 他球場では首位を走る西武が劇的なサヨナラ勝ちを飾ってゲーム差は「6」のまま。「うちは勝っていくしかない。とにかくひとつずつ。どんなに連勝しても、そこを忘れないように」と工藤監督。貪欲な戦いを、最後まで続けていく。(「パ・リーグ インサイト」編集部)

(記事提供:パ・リーグ インサイト)

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