【MLB】田中将大、ピンチでギア上げる投球で10勝目 敵紙脱帽「卑劣」「恐ろしい投球」

【MLB】田中将大、ピンチでギア上げる投球で10勝目 敵紙脱帽「卑劣」「恐ろしい投球」

今季10勝目を挙げたヤンキース・田中将大【写真:Getty Images】

7回1失点の好投で2桁勝利、敵将も「我々は打席で強い不安を感じていた」

 1日(日本時間2日)の本拠地タイガース戦で今季10勝目(5敗)を挙げたヤンキースの田中将大投手。7回7安打1失点6奪三振1四球と好投し、2-1での勝利に導いた。相手のタイガースは先発ノリスが4回まで1人の走者も出さない完全投球をしながら、5回に先頭アンドゥハーに四球を与え、トーレスに逆転2ランを浴びて降板。打線は2回以降は田中に抑え込まれ、主砲は「厳しい試合だった」と振り返っている。

 安打数はヤンキース2本に対して、タイガースは9本。しかし、スコアは2-1。ピンチでギアを上げる田中の投球の前にタイガース打線は2回以降は沈黙した。地元紙「デトロイト・ニュース」では、5回に突如打たれて降板したノリスは脚が痙攣していたことに言及しつつ「タイガースは得点できなかった。それはタナカが直球、スライダー、スプリットを駆使して恐ろしい投球をしたからだけではない」と伝えている。

 記事の中でガーデンハイヤー監督は「我々は打席で強い不安を感じていた。それでも自分を保たなければならない。中央や反対側に打つんだ」と田中に投球に苦戦していたことを告白。また、2安打を放った3番のカステラノスは「厳しい試合だった」と振り返ったという。

 同紙は試合直後の速報では「ダニエル・ノリスが足の怪我で試合を去る前は素晴らしかった、ヤンキースは2-1でタイガースに競り勝つ」とのタイトルで「土曜日、ヤンキースの先発マサヒロ・タナカは直球、スライダー、スプリットを駆使して恐ろしい投球をした」とレポート。そして、「彼はタイガースが反撃を始めようとした時に卑劣だった」と、ピンチで気迫を押し出す田中の投球に脱帽している。

 田中の5年連続2桁勝利は黒田博樹氏(2010〜14年、ドジャース&ヤンキース)に続いて日本人2人目の快挙。デビュー1年目からの達成は日本人初で、ヤンキースでもアンディ・ペティット氏以来2人目の偉業となった。名門球団を牽引する日本人右腕の投球に相手チームもお手上げだったようだ。(Full-Count編集部)

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