新助っ人たちの適応は? ブラッシュ&メネセス好調、マルテやビヤヌエバら苦戦

新助っ人たちの適応は? ブラッシュ&メネセス好調、マルテやビヤヌエバら苦戦

日本ハムの王柏融、阪神のジェフリー・マルテ、ロッテのケニス・バルガス(左から)【写真:荒川祐史】

メキシコ代表メンバーだったメネセスは侍ジャパンとの2試合で8打数5安打の大暴れ

 プロ野球のオープン戦が本格的に始まり、2週間弱。ここまで多いチームで9試合、少ないチームでも6試合のオープン戦を消化した。主力選手の調整、そして若手のアピールが日々。ここからは徐々に主力が出場時間を伸ばし、開幕に向けて状態を仕上げていくことになる。

 このオープン戦。それぞれの球団のファンでも気になる要素の1つが、チームの成績を大きく左右するであろう助っ人外国人の仕上がり具合。特に、今季から新たにチームに加わった新外国人選手がどれだけ日本の投手たちに適応できているかは、どうしても目がいってしまうポイントだろう。

 オープン戦で打ったからとはいえ、シーズンでも打つとは限らない。逆に、オープン戦で苦しんだからとって、シーズンでも打てないとは限らないのが助っ人外国人だ。ただ、それでも、やはりオープン戦の成績はファンにとって気になるところ。

 今季、12球団で新加入の助っ人打者は6選手。その6選手のここまでのオープン戦成績を見てみよう。

○ジャバリ・ブラッシュ(楽天)
5試合15打数7安打2本塁打10打点 .467

 新助っ人打者の中で、1番の好成績を残しているのがこの楽天のブラッシュ。狭いスタンスから打ち出す独特のフォームが特徴だが、ここまで全選手でも3位の打率を残す。12日のDeNA戦でも3ランを放っており、楽天ファンの期待も高まるばかりだろう。

○ジョーイ・メネセス(オリックス)
3試合7打数4安打0本塁打1打点 .571

 オリックスのメネセスも期待が高まる1人だ。オープン戦はまだ3試合しか出場していないが、衝撃的だったのは9日と10日に行われた侍ジャパンとメキシコ代表の2試合。メキシコ代表の4番として出場すると、第1戦で4打数4安打3二塁打と大暴れ。第2戦でも二塁打を1本放ち、2試合で8打数5安打4二塁打と日本人投手から打ちまくり、オリックスファンを喜ばせた。

○王柏融(日本ハム)
4試合11打数3安打0本塁打3打点 .273

 台湾ラミゴ時代に3冠王に輝き、2度の4割をマークした実績を持つ左打者。キャンプ中からその能力の高さを発揮し、栗山監督らからも高い評価を受けていた。オープン戦は打率.273。現在は下半身の張りで別メニュー調整となっている。

○ジェフリー・マルテ(阪神)
5試合13打数3安打0本塁打0打点 .231

 エンゼルスで大谷翔平投手とチームメートだったマルテ。打線強化の目玉として獲得した助っ人だが、オープン戦ではここまで活躍できておらず、目下、日本のプロ野球に適応中だろう。ここまで5試合で13打数3安打。12日の中日戦で左前安打を放って3試合連続安打とし、徐々に快音が出てきている。

○クリスチャン・ビヤヌエバ(巨人)
9試合25打数5安打0本塁打0打点 .200

 昨季パドレスでメジャー20本塁打を放った大砲だが、ここまでは日本のプロ野球に苦戦を強いられている。ここまで巨人が戦った9試合のオープン戦全てに出場しているが、打率.200、本塁打と打点がまだゼロとなっている。外国人枠を争うゲレーロが12日のソフトバンク戦で2戦連発となる本塁打を放っており、そこの争いにも注目だ。

○ケニス・バルガス(ロッテ)
6試合18打数0安打0本塁打0打点 .000

 陽気なキャラクターで話題を読んでいるバルガスだが、オープン戦では苦戦が続いている。2月の練習試合などでは快音を響かせていたが、オープン戦になって一変。12日のヤクルト戦で3打数無安打2三振に終わり、これでオープン戦21打席連続無安打、10三振を喫して打率.000となっている。

 ブラッシュ、メネセスへの期待が高まる一方で、マルテ、ビヤヌエバ、バルガスはやや苦戦していると言える。オープン戦は残り2週間ほど。この期間で日本の野球に適応し、ペナントレースでチームを救う活躍を見せてくれる新助っ人は誰だろうか。(Full-Count編集部)

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