「申告敬遠が野球じゃない理由」MLB3冠王の“敬遠打ち”に再脚光「恋しい」

「申告敬遠が野球じゃない理由」MLB3冠王の“敬遠打ち”に再脚光「恋しい」

マーリンズ時代のミゲル・カブレラ【写真:Getty Images】

「申告敬遠」はMLBで2017年に、NPBでも2018年に導入された

 野球の試合で、1つの戦術として用いられてきた敬遠四球。捕手が大きく外角に立ち上がって打者を歩かせる策だが、MLBでは2017年、NPBでも2018年から「申告敬遠」が導入され、ボールを投げない敬遠が主流となった。

 かつてNPBで新庄剛志が見せたような“敬遠打ち”が見られるような機会はほとんど無くなり、それを惜しむファンもいるだろう。MLBでも、かつて見事な“敬遠打ち”があった。それを披露したのは、タイガースに所属する現役唯一の3冠王ミゲル・カブレラ内野手だ。

 2006年6月22日、当時マーリンズに在籍していたカブレラは、オリオールズ戦で“珍打”を披露した。投手が外角のボール球を投じたが、若干ストライクゾーンに近いところへボールが来ると、カブレラはこれに反応。バットを伸ばしてボールを弾き返すと、打球は中前へと抜けていき、適時打となった。

 MLB公式インスタグラムは木曜日の恒例企画「#throw back thursday(#振り返りの木曜日)」で、この場面を「ミゲル・カブレラが敬遠を与えられ『いいや』と答える」と紹介。懐かしの“敬遠打ち”にファンも盛り上がりを見せている。

「ああ、未だに敬遠がすこし恋しい」

「これを見たとき偉大な打者になると分かったよ」

「申告敬遠が野球じゃない理由だ」

「これが二度と起きないかと思うと悲しい」

「若いハンリー・ラミレスが二塁にいる!」

「ありがとなマンフレッド」

「アアア、あの頃はよかった」

「申告敬遠」の登場により、なかなかお目にかかれなくなったドラマチックな“敬遠打ち”。あっと驚くプレーになるだけに、ファンのコメントにも寂しさが込められていた。(Full-Count編集部)

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