米独立リーグで導入された“一盗”にMLB選手の大半は反対 「それは野球じゃない」

米独立リーグで導入された“一盗”にMLB選手の大半は反対 「それは野球じゃない」

エンゼルスのアルバート・プホルス【写真:Getty Images】

米独立リーグ「アトランティック・リーグ」で一塁盗塁の新ルールが導入

 大リーグ機構(MLB)が今年2月に業務提携契約を結んだ米独立リーグ「アトランティック・リーグ」で今季後半戦から一塁盗塁ルールを導入された。早くも一盗が実現し球界では様々な意見が飛び交っている。そんな中、「米ヤフースポーツ」は一塁盗塁の賛否についてMLB選手たちのコメントを紹介している。

 13日(日本時間14日)に行われた試合で史上初の“一盗”が起こり物議を醸していた。振り逃げ時だけでなく、どのカウントでも捕手が後逸した場合に一塁に走ることができる一塁盗塁ルール。メジャーの選手たちは新ルールについてどう思っているのか……。「米ヤフースポーツ」は実際に生の声を伝えている。

 エンゼルスのアルバート・プホルスは「ヒットが打てるかもしれないのに! ダメだよ。ノーだ。身勝手だと言われてもいい!」と大反対。同僚のデビッド・フレッチャーは「間に合うと思ったら走るかな」と一度は賛成の意見を口にしたが「いや、ノーだ。絶対ない。あ〜、分からない」と困惑した様子。

 現在はケガで離脱中だがエンゼルスの新切り込み隊長のトミー・ラステラは「打席を捨てることになるのは、とても変な感じがする。スタッツに影響がないようにしてくれるのかな」と、一盗によって生じる打席成績の変化を気にしていた。

 一方、条件付きで好意的な意見を口にする選手も。1点差の展開で絶対的守護神が相手だった場合にアストロズのタイラー・ホワイトは「それなら、走るかな。それか、プレーオフならスタッツは関係ない。走るよ」と語っている。

 プホルスと同じく大反対の意見を口にしたのはアストロズのAJ・ヒンチ監督だった。

「それは野球じゃない。メジャーに導入されないといいが。全く面白いと思わない」

 米独立リーグではロボット審判が導入されるなど、様々な試みが展開されている。果たして将来、メジャーリーグ、そしてNPBでも新ルールの導入はあるのか、注目が集まりそうだ。(Full-Count編集部)

関連記事(外部サイト)