25年ぶりのリーグVに沸く広島で…倉と廣瀬、2人のベテランが引退へ

春季キャンプで黒田に怒られた倉は719試合出場

 広島は20日、倉義和捕手兼2軍バッテリーコーチ(41)と廣瀬純外野手(37)が引退すると発表した。

 倉は京産大から1997年ドラフト5位で広島に入団。強肩と守備を評価され、1年目から1軍で出場。石原と定位置の座を争った。

 2005年の春季キャンプではブルペンで黒田の球を受けた際に、新調したてのキャッチャーミットだったため、「この時期にミットを慣らすな」と、激怒されたこともあった。それでも、このシーズンは109試合に出場。黒田との相性が良かったこともあり、バッテリーを組む機会が増えていった。

 2008年には選手会長に就任。昨年は1試合の出場にとどまり、今季からは2軍バッテリーコーチを兼任。1軍出場はなかった。通算成績は719試合に出場し、打率.217。339安打、23本塁打、126打点だった。

プロ野球記録の15打席連続出塁、低迷期の広島を人気面でも支えた廣瀬

 廣瀬は大分・佐伯鶴城高から法大を経て2000年のドラフトで広島を逆指名し入団。即戦力の期待通り1年目から80試合に出場したが、なかなかレギュラーには定着できなかった。

 ブレイクしたのは2010年。10年目のこの年は開幕から定位置をつかみ、打率.309。12本塁打、57打点とキャリアハイの数字をマーク。オールスターに初出場し、ゴールデングラブ賞も獲得した。

 2013年にはプロ野球記録の15打席連続出塁を達成。低迷期の広島を人気面でも支えた。度重なるけがにも泣かされて、ここ2年は1軍出場なし。通算成績は977試合に出場し打率.273。595安打、51本塁打、25打点だった。

 25年ぶりの優勝に沸く中で、2人のベテランがユニホームを脱ぐことになった。

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