オリ増井、150ホールド&150セーブ NPB2人目の快挙の裏にある“屈辱”とは

オリ増井、150ホールド&150セーブ NPB2人目の快挙の裏にある“屈辱”とは

通算150ホールドを達成したオリックス・増井浩俊【画像:(C)PLM】

守護神として開幕も2度の登録抹消 中継ぎに配置転換された

■ロッテ 2-2 オリックス(2日・ZOZOマリン)

 オリックス・増井浩俊投手が2日のロッテ戦(ZOZOマリン)、同点で迎えた8回に3番手として登板。四球の走者を許したものの1回を無失点で抑え、通算150ホールドに到達。今年4月19日に達成した150セーブと合わせて、プロ野球史上2人目の「150セーブ&150ホールド」を達成した。

 プロ10年目のベテランリリーバーが、また1つの金字塔を打ち立てた。2-2の同点で迎えた8回。3番手としてマウンドに登った増井は四球から1死二塁のピンチを招いたものの、6番・中村奨は高めの直球を打たせて二ゴロ。続く前日に決勝2ランの藤岡はフルカウントから決め球のフォークを振らせて三振。自らの役割を果たした右腕は、プロ野球史上8人目となる150ホールドを達成した。

 昨年FAでオリックスに移籍。リーグ2位の35セーブを挙げると、今季もクローザーとして開幕を迎え、4月19日には通算150セーブを達成。しかし、6月に不調から2度の登録抹消を経験。7月17日に再合流したものの、その間にディクソンにクローザーの座を奪われた。シーズン当初と自らの役割が変わったこともあり「いずれは取りたいと思っていたが、まさか今シーズン中に取れるとは思っていなかった。これでまた1つ目標クリアということで、次を迎えられるかなと思います」と、記録への思いを語った。

「調子の悪い時があって、チームに迷惑をかけている。この大事な時にちゃんとチームの力になって、クライマックスを狙えれば」と、チームのために邁進する覚悟を示した増井。阪神・藤川球児に続く史上2人目の大記録を達成したベテランリリーバーは、残り試合、チームのためにその右腕を振り続ける。(岩国誠 / Makoto Iwakuni)

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