【U-18W杯】侍J4番・石川、驚異の打率5割で評価上昇中「ドラ1の力は十分」

【U-18W杯】侍J4番・石川、驚異の打率5割で評価上昇中「ドラ1の力は十分」

先制打を放った東邦・石川昂弥【写真:Getty Images】

南アフリカ戦を除く3試合でマルチ安打、12打数6安打で安打数はチームトップ

■台湾 3-1 日本(2日・機張)

「第29回 WBSC U-18ベースボールワールドカップ」(全試合テレビ朝日系列・BS朝日・AbemaTVで放送)を戦う野球日本代表「侍ジャパン」高校代表はオープニングラウンド4戦目で台湾に1-3で敗れた。4番・石川昂弥内野手が敗戦の中、存在感のある活躍。初回に先制の左前適時打、4回の第2打席ではあと少しで本塁打という左翼フェンス直撃の二塁打を放った。

 楽天と育成契約を結んでいる相手先発の左腕、ワン・ヤンチェンの球をとらえた。他の打者がなかなか攻略できなかったが「自分は右打者なのでそんなには苦にはなりませんでした。最初、先制点とっていい流れで試合は入れたですけど、流れが悪くなってしまいました」と反省を口にした。

 前日の米国戦に続き、初回のチャンスできっちりと先制打を放つ勝負強さを見せる。「先制点は、そういう場面を自分に回してくれている。いいところで打てているので、そこは自分の中ではいいなと思います」。2戦目の南アフリカ戦を以外の3試合でマルチ安打と打点を記録。12打数6安打5打点で打率は驚異の5割。チームの安打数は最多だ。

 高校通算54発を誇る石川は国内合宿の頃から木製バットへ完璧な対応を見せており、フリー打撃でも周囲の度肝を抜いてきた。NPBのスカウト陣も練習から石川のバットスイングに注視している。「ドラフト1位の力は十分にある」「打撃技術はこの中では抜けている」などとスカウトからの声もある。この日も客席には多くのスカウトが視察。評価を高めているのは間違いない。

 チームは初黒星を喫したことで、もう一戦も落とせない戦いになった。石川は「負けられないので、何としてもどんな状況であろうと勝たないといけない。状況に応じ、チームに貢献する打撃したい。流れを持ってこられる一打を打ちたいです。気持ちを切り替えてやっていきたい」と気を引き締めた。台湾にはワン以外にも好左腕が多い。右打者がキーマンになるため、石川に大きな期待がかかる。(楢崎豊 / Yutaka Narasaki)

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