【MLB】大谷翔平の本塁打減少問題は「頑張り屋さんだから」首脳陣が米紙に指摘

【MLB】大谷翔平の本塁打減少問題は「頑張り屋さんだから」首脳陣が米紙に指摘

エンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

本塁打が出ない→原因を探る→ひたすら打撃練習→問題が噴出

 エンゼルスの大谷翔平投手が打撃不振に苦しんでいる。8月は打率.281、11打点を記録したが、本塁打はわずか1本。5月上旬から「3番・指名打者」で引っ張ってきたが、9月からはスタメンを外れる試合も目立ってきている。

 昨季は夏場に調子を上げて新人王獲得につなげたが、本塁打は8月18日の本拠地ホワイトソックス戦から14試合出ていない。地元紙「オレンジカウンティ・レジスター」のエンゼルス番、ジェフ・フレッチャー記者は「エンゼルスのショウヘイ・オオタニはまだボールを上げてフェンス越えを試みている」との見出しで悩める25歳を特集している。

 記事では「『彼のホームランはどこに行った』という疑問は未だに変わることなく付きまとっている」と言及。昨年の成績と比べ、球宴後に2本塁打しか打っていないことを指摘している。さらに、指摘したのは打球の角度。記事では「去年と今年の違いは、打球角度であり、それが、12.3度から、5.9度に落ちている」と綴り、オースマス監督が「ボールを待ちすぎて、遅いタイミングでボールを捉えてしまっているように見える。だから、ボールを少し前で捉えることができるように練習している。ヒット、長打を打つ能力は相変わらずなのだが、昨年のように、打球を高く上げることが出来ていないようだ」と語ったことを紹介している。

 6月に9本塁打を放ったものの、復帰直後の5月は3本塁打。痛烈な打球はあっても、なかなか打球が上がらなかった。記事では「打球角度の問題は、その時から明らかだった。この夏はずっとそれを変えるように調整してきたと主張している」と大谷自身が悩んでいることを紹介。さらに、リード打撃コーチは「選手が、ロフトや打球角度など、そういうことを考え始めると、いろんなことを考えすぎてしまう。そして、いろいろやりすぎてしまうんだ」と証言した。

 野球に対してストイックな大谷だ。この真面目すぎる性格も、不振に拍車をかけているようだ。指名打者なら他のポジション選手が守備に就く間に打撃ゲージで練習する。リード打撃コーチは「長いシーズンで、彼は他の選手よりたくさんスイングする機会がある。彼は、頑張り屋だから」と指摘。そして、記事でこう続けている。

「これは長いシーズンで、少し難しいポジションになった時に、偶然起こってしまったこと。オオタニは、ちょっとそこに入り込んでしまって抜け出せない状態だ。だけど、彼は、バッティングケージでは、少し良くなってきたように見える。だけど、まだそれが結果に出ていないから、彼が少しイライラしているのがわかる」

「昨シーズンは出来たということは、彼にはそうできる能力はあるんだからね」

 長く続く大谷の“本塁打でない問題”。少し楽観的になって、ショー・タイムの復活を待ちたいところだ。(Full-Count編集部)

関連記事(外部サイト)