「大谷翔平世代」の現在地は… 広島鈴木、阪神近本、中日柳らが躍動

「大谷翔平世代」の現在地は… 広島鈴木、阪神近本、中日柳らが躍動

阪神・近本光司(左)、広島・鈴木誠也【写真:荒川祐史】

通算50勝の阪神藤浪は今季未勝利、5球団競合の鷹田中はプロ未勝利

 エンゼルス大谷翔平投手と同世代の1994年度生まれの選手は、今季時点で84人がNPB球団に在籍している。球団別に「大谷世代」の顔ぶれを見ていこう。

【パ・リーグ】
●は戦力外、退団、引退

○西武
2012年D2 相内誠(投)
2012年D5 佐藤勇(投)●
2016年D2 中塚駿太(投)
2016年D6 田村伊知郎(投)
2018年D3 山野辺翔(内)

 1軍で活躍している選手はまだいない。

○ソフトバンク
2012年D4 真砂勇介(外)
2012年D5 笠原大芽(投)●
2012年育2 大滝勇佑(外)●
2016年D1 田中正義(投)

 5球団競合の末に入団した田中正義は未勝利。

○日本ハム
2012年D1 大谷翔平(投)
2012年D2 森本龍弥(内)
2012年D4 宇佐美塁大(外)●
2016年D2 石井一成(内)
2016年D3 高良一輝(投)●
2016年D4 森山恵佑(外)●
2018年D3 生田目翼(投)

 石井一成は今季76試合に出場、新人の生田目は4試合登板にとどまった。

○オリックス
2012年D4 武田健吾(外)
2015年D4 青山大紀(投)●
2016年D2 黒木優太(投)
2016年D8 澤田圭佑(投)
2016年育3 神戸文也(投)
2016年育5 中道勝士(捕)●
2018年D6 左澤優(投)

 澤田は17ホールド、今季支配下登録された神戸も5ホールドを記録。

○ロッテ
2012年D3 田村龍弘(捕)
2016年D1 佐々木千隼(投)
2016年D7 宗接唯人(捕)
2018年D7 松田進(内)

 田村は正捕手。宗接も今季捕手として1軍に初出場した。

○楽天
2012年D1 森雄大(投)●
2012年D3 大塚尚仁(投)●
2012年D4 下妻貴寛(捕)
2012年D6 柿澤貴裕(外)●
2016年D2 池田隆英(投)●
2016年D3 田中和基(外)
2016年D4 菅原秀(投)
2016年D6 鶴田圭祐(投)● 
2016年育2 南要輔(内)
2017年D2 岩見雅紀(外)
2018年D4 弓削隼人(投)
2018年育2 則本佳樹(投)

 田中は新人王を獲得。則本佳樹はエース則本昂大の弟だ。

通算50勝の阪神藤浪は今季未勝利、広島西川、中日京田は主力選手

【セ・リーグ】
○広島
2012年D1 高橋大樹(外)
2012年D2 鈴木誠也(外)
2012年D5 美間優槻(内)
2012年育1 辻空(投)●
2015年D5 西川龍馬(内)
2016年D1 矢崎拓也(投)
2016年D3 床田寛樹(投)

 鈴木、西川が主軸に成長。床田も先発として活躍している。

○ヤクルト
2012年D3 田川賢吾(投)
2016年D2 星知弥(投)
2016年D4 中尾輝(投)
2018年D5 坂本光士郎(投)
2018年D8 吉田大成(内)
2018年育2 松本友(内)

 田川は今季プロ初勝利。松本友を除く5人が1軍に出場している。

○巨人
2012年D3 辻東倫(内)●
2012年育1 田原啓吾(投)●
2016年D1 吉川尚輝(内)
2016年D2 畠世周(投)
2016年育5 松原聖弥(外)
2016年育6 高山竜太朗(捕)●

 吉川尚、畠は1軍で一時期活躍した。

○DeNA
2012年育1 今井金太(投)●
2016年D1 浜口遥大(投)
2016年D2 水野滉也(投)●
2016年D6 尾仲祐哉(投)
2016年D7 狩野行寿(内)●
2016年D9 佐野恵太(内)

 浜口は1年目に2桁勝利。佐野は今季4番を打った。

○中日
2012年D2 浜田達郎(投)
2012年D5 溝脇隼人(内)
2012年D7 若松駿太(投)●
2014年D8 山本雅士(投)●
2016年D1 柳裕也(投)
2016年D2 京田陽太(内)
2016年D4 笠原祥太郎(投)
2016年D6 丸山泰資(投)
2017年育1 大蔵彰人(投)

 京田は正遊撃手として1年目から活躍。柳は今季11勝を挙げた。

○阪神
2012年D1 藤浪晋太郎(投)
2012年D2 北條史也(内)
2015年D3 竹安大知(投)
2016年D1 大山悠輔(内)
2016年D2 小野泰己(投)
2016年D6 福永春吾(投)
2016年D7 長坂拳弥(捕)
2018年D1 近本光司(外)
2018年D3 木浪聖也(内)
2018年D4 齋藤友貴哉(投)
2018年育1 片山雄哉(捕)

 一時期エースとして活躍した藤浪が低迷。北條は勝負強い打撃でレギュラーまであと一歩。大山は4番に抜擢されている。昨年のドラ1近本はセの新人最多安打を更新し、盗塁王にも輝いた。

 2012年ドラフトで高卒で入団した27人のうち12人が既に退団している。一方で、今季もドラフトで大谷世代が入団する可能性がある。(広尾晃 / Koh Hiroo)

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