【MLB】視聴者が求めるのは「審判の解説」 米テレビ局が放送席に審判を呼ぶことを検討

【MLB】視聴者が求めるのは「審判の解説」 米テレビ局が放送席に審判を呼ぶことを検討

米TV局が「審判の解説」起用を検討か【写真:Getty Images】

WS第6戦での守備妨害が物議「多くの視聴者が専門家の説明を聞きたかった」

 メジャーリーグ機構(MLB)が、ストライクとボールを電子的に判定する「ロボット審判システム」ABS(Automated Ball-Strike System)を有望株が集まる「アリゾナ・フォールリーグ」で導入し、話題を集めている。そんな中、「FOXスポーツ」のエグゼクティブ・プロデューサー、ブラッド・ザガー氏は放送席で(元)審判に解説をしてもらうことを検討しているという。米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」が伝えている。

 今季のワールドシリーズ第6戦で、ナショナルズのトレイ・ターナー内野手の走塁が守備妨害と判定され、物議を醸した。ザガー氏はインタビューで、この場面に関して「多くの視聴者が専門家(元審判員など)の説明や意見を聞きたかったのではないかと思っている」と話した。記事では、判定に関するさまざまな声が視聴者から挙がっており、専門家から視聴者へ説明してもらうというのは良いアイデアなのではないかとしている。

 また、ザガー氏は、問題のプレーが起こったときに視聴者に何が起こってるかを伝えるカギは、審判の会話を直接聞くことだとも言及。「第6戦でのプレーについては、我々は何度も詳しく分析してみた。このプレーについて、視聴者に伝わる最も良い方法は、メジャーリーグと審判員の間のコミュニケーションが聞けることだ」とした。

 さらに「NFLでは、マイクロフォンを使って、プレーの何が問題で、どんなチャレンジがされていて、それについてどのような協議が行われているかなどの審判の会話を聞くことができる」と他のスポーツの例を挙げ、「野球では、それをまだしていない。これをしてもらえれば、放送する側の我々も状況が掴みやすく、視聴者に説明する場合の助けとなる。現在は、審判が何を話しているかが分からないので、何が起こっているか理解するのは少し後になってからだ」と語っている。

 このトピックはオフシーズンに多く話されるだろう、と語っているザガー氏。選手だけでなく、視聴者もわかりやすい説明を聞くことができる時代になるかもしれない。(Full-Count編集部)

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