楽天安楽、完全復活に向け先発こだわり捨てる 「そうも言っていられる立場ではない」

楽天安楽、完全復活に向け先発こだわり捨てる 「そうも言っていられる立場ではない」

契約更改を行った楽天・安楽智大【写真:高橋昌江】

契約更改では200万円減の1400万円でサイン

 楽天の安楽智大投手は21日、仙台市内の球団事務所で契約更改交渉を行い200万円減の1400万円でサインした(金額は推定)。

 高卒5年目の今季は9試合に登板し、0勝2敗だった。先発で4試合に登板した後、中継ぎも経験した。「今までは先発をやりたいというこだわりが強かったですが、そうも言っていられる立場ではない。どこであれ、与えられたチャンスの場所でしっかり結果を残す」と決意をにじませた。

 3年目に肩を故障後、2年間未勝利。10月21日には右ヒジのクリーニング手術を受けた。「ちょうど1か月ですね。昨日、診察に行ってきて、『術後1か月でこんなにいい人は見たことがない』と言われた。すぐに投げられそうなんですけど、無理せずに」と、はやる気持ちを抑える。来月中旬からボールを使った練習を始め、1月末にはブルペン入りし、2月のキャンプを迎える予定だ。

 肩肘への負担を考慮し、新たな投球フォームに着手している。伊藤智仁投手コーチのアドバイスを受けながら、テークバックを改造。「僕のテークバックは独特で肘を支点に動きやすい。そうではなく、手の甲を支点で動かしていけたらなと思います」。シーズン中から登板翌日には伊藤コーチとネットスローで確認するなどしてきた。安楽自身も様々な投手の投球フォームを参考にしながらベストを探ってきており、「今はだいぶ、まとまっている」と思い描く理想に近づけていく。

 今季は先発と中継ぎで登板したが、来季の起用法は未定。だが、目標は決まっている。「1年間1軍にい続けること」。かつて甲子園を沸かせた2014年のドラフト1位。度重なる故障を乗り越え、6年目は仕事を果たす。(高橋昌江 / Masae Takahashi)

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