MLB各球団の「ワーストFA」米メディア発表 ヤ軍1位に井川、元中日チェン、川上らも…

MLB各球団の「ワーストFA」米メディア発表 ヤ軍1位に井川、元中日チェン、川上らも…

ヤンキース時代の井川慶氏【写真:Getty Images】

井川元投手は2007年12月に5年約21.7億円で契約も活躍できず

 MLBもストーブリーグに突入。GM会議も終了し、FAマーケットも加熱する中、米メディアはメジャー30球団史上最悪のFA補強選手ワースト3を特集(延長契約またはFAとなった後に所属していたチームと再契約は対象外、単年契約も対象外)。不名誉な格付けに日本人選手が3人も名を連ねている。

「MLB各球団の歴史上、最悪のFA補強トップ3」というタイトルで特集したのは米スポーツ専門メディア「ブリーチャー・レポート」だった。

 この特集のメーン写真で登場したのはヤンキースの井川慶元投手。2007年12月27日に5年2000万ドル(約21億7000万円)のメガディールを結んだ日本人投手は、ピンストライプの名門の歴史でワースト1位のFA補強に選出されてしまった。

 寸評では「5年2000万ドルの基本給に加え、2600万ドル(約28億2300万円)のポスティング費用をイガワ獲得のために、ヤンキースは支払った。ルーキー時代に67回2/3を投げ、防御率6.25と苦しみ、MLBの打者を打ち取るボールの持ち主ではないことはすぐに判明した。そして、残り4シーズンの大半を、高給取りのマイナーリーガーとして過ごした」と酷評されている。

 栃木ゴールデンブレーブスの西岡剛内野手はツインズ史上ワーストFA2位に選出された。3年900万ドル(約9憶8000万円)の契約だったが、「経済的な責務は最小限だったが、ツインズは2011年の先発遊撃手としてニシオカに賭けていた。26歳は日本で首位打者に輝いたばかりだった。彼はMLBではわずか71試合しかプレーしなった」と寸評は厳しかった。254打席で打率.215、出塁率.267、長打率.236、OPS+41という成績も紹介されている。

 川上憲伸元投手も不名誉なリストに名を連ねてしまった。2009年1月13日に結んだブレーブスとの3年2300万ドル(約25億円)の契約は球団史上ワースト3位に選出された。

「カワカミは日本で11シーズンプレーしており、34歳の年にアメリカに移籍した。ルーキーとして、156回1/3で防御率3.86という堅実な成績を残した後、続くシーズンは87回1/3で防御率5.15と不振に。契約3年目は終始マイナーで過ごした」。右肩痛に苦しんだ右腕の3年間を寸評ではこう振り返った。

 また、NPB経験者ではマーリンズを戦力外になった元中日のチェン・ウェイン投手もランクイン。球団史上ワースト1位に登場し、5年総額約87億円の契約に「契約を結ぶために途方もなく払い過ぎただけでなく、彼が(マーリンズと契約する前に所属していた)オリオールズからのクオリファイングオファーを拒否したため、ドラフト指名権も失った」と酷評していた。(Full-Count編集部)

関連記事(外部サイト)