西武ドラ1宮川、東芝先輩・中日ドラ3岡野との絆語る「先輩でもあり、ライバル」

西武ドラ1宮川、東芝先輩・中日ドラ3岡野との絆語る「先輩でもあり、ライバル」

西武の「新入団選手発表会」で握手を交わした宮川哲(左)と辻監督【写真:安藤かなみ】

岡野は「勝ちに対して貪欲な感じがした」と宮川の成長を明かす

 西武のドラフト1位ルーキー・宮川哲投手(東芝)が12日、所沢市内で行われた「2019ドラフト新入団選手発表会」に参加した。背番号「15」のユニホームに袖を通した宮川は「負けない投手」を目標に掲げ、「チームの戦力になって、優勝に貢献したい」と力強く語った。

 最速154キロの直球を武器に、プロでの未来を切り拓く。上武大から東芝に入社して1年目から公式戦で登板していた宮川は、投球フォームの修正にも取り組み2年間で球速は4キロアップ。その成長は、1学年先輩で今年のドラフト会議で中日から3位指名を受けた東芝のエース・岡野祐一郎投手と共に練習に励んだ日々があってこそだった。「岡野さんは先輩でもあり、ライバル」と尊敬の念を込めて宮川が言えば、「すごい投手と一緒に練習できていると思う」と岡野も宮川のその実力を認める。

「(入社時は)大学の延長で子どもっぽい投球をしていたが、社会人でプレーするうちにレベルが上がったと思う」という宮川。入社時は力感いっぱいに全力で投げ込んでいたが、力感のないフォームで最大限の力を出力するための練習を重ねレベルアップ。マウンドでの考え方や、打者との駆け引きについても先輩やコーチに質問を繰り返した。

 岡野は宮川について「今年の哲はどんな考えを持ってマウンドにいるのかというのが、勝ちに対して貪欲な感じがした。もっとよくなりたいという向上心も強くなったと思う」とその成長を証言。互いに高めあえる存在が、ドラフト1位という最高の評価を勝ち取る原動力になった。

 赤を基調にした東芝のユニホームから、今度は鉄紺のライオンズブルーを身に纏う。宮川は「まだ着せられている感じがする。早く似合うようになりたい」と言葉に力を込めた。切磋琢磨の日々の中で培った経験をひっさげ、プロの世界でも打者をねじ伏せていく。(安藤かなみ / Kanami Ando)

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