岩隈久志、来季契約自動更新へ鍵握る復帰時期 “条件”となる先発登板数は?

岩隈久志、来季契約自動更新へ鍵握る復帰時期 “条件”となる先発登板数は?

マリナーズ・岩隈久志【写真:Getty Images】

戦線離脱の岩隈、来季契約の自動更新条件は…

 10日(日本時間11日)に右肩の炎症で故障者リスト(DL)入りしたマリナーズ岩隈久志投手。7日(同8日)までさかのぼって適用されるため、最短で17日(同18日)の戦列復帰が可能だが、負傷箇所が右肩だけに復帰時期は慎重に検討されるだろう。開幕時の先発ローテ5人のうち4人が離脱するという緊急事態に見舞われたチームにとっても、ベテラン右腕の1日も早い戦列復帰が待ち望まれるが、来季契約を考慮に入れると岩隈自身にとっても早期復帰がカギとなりそうだ。

 2015年オフにマリナーズと再契約した右腕だが、2017年、2018年の契約は一定の条件をクリアすると自動更新されるベスティング・オプションとなった。現地報道によると、2017年の更新条件は昨季(2016年)に162投球回を超え、シーズン終了時に特定の怪我を負っていないこと。昨季199イニングを投げた岩隈は今季契約を勝ち取った。

 来季2018年の契約更新条件は、今季の投球回数が162イニングを超える、もしくは2016年と今季の投球回数が合計324イニングを超え、シーズン終了時に特定の怪我を負っていないこと、となっている。そこで気になるのは、今回のDL入りによる戦線離脱の影響だ。

 DL入りした10日現在、岩隈は今季6試合に先発し、31イニングを投げている。今季のみの更新条件となる162回までは残り131回、昨季との合算による更新条件では残り92回が必要となる。よりクリアしやすい条件は昨季との合算となるが、残り92回に達するためには、果たして今季はあと何試合に先発する必要があるのか。

来季契約の自動更新が見えてくるには…

 1試合あたり平均6イニングを投げるとした場合、単純計算で16試合に先発すれば投球回数は96イニングに達する。だが、今季の岩隈は1試合あたりの投球回数は5イニング。これで計算すると、19試合に投げれば95イニングとなる。

 チームは10日現在、17勝17敗で34試合を消化。シーズン終了まで128試合あり、現時点でローテを守る先発投手は、順調ならば25試合でマウンドに上がることになる。今季の平均ペースでいけば19試合で条件クリアする岩隈は、先発6試合分、つまり約1か月以内に戦列復帰すれば、来季契約の自動更新が現実的になると言えそうだ。

 今回のDL入りは右肩の炎症だけに、万全な状態で戦列復帰をしたい。だが、来季契約を考えても、チーム事情を考えても、DL滞在期間をできる限り短く済ませたいところだ。

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