田中将大「ジーターの日」に自己ワースト2回途中8失点KOでブーイング

田中将大「ジーターの日」に自己ワースト2回途中8失点KOでブーイング

入場するジーターに挨拶するヤンキース・田中将大【写真:Getty Images】

いまだ未勝利の天敵アストロズ打線に4被弾で8失点

 14日(日本時間15日)アストロズ戦で、自己最短1回2/3を投げ、自己ワースト8失点(自責8)でKO降板したヤンキース田中将大投手に、本拠地ファンから大きなブーイングが浴びせられた。母の日でもあり、元主将デレク・ジーター氏の背番号「2」を永久欠番とするセレモニーが行われたこの日。名門ヤンキースのエースとして「ジーターの日」に勝利で花を添えたかったが、まさかの展開となってしまった。

 前日の試合が悪天候で中止となったため、急遽ダブルヘッダーが行われた。シーソーゲームを11-6で制した第1試合の後には、ジーター氏の永久欠番式典を開催。ジョー・トーリ元監督や松井秀喜氏、ホルヘ・ポサダ氏らが出席したセレモニーは大盛況で、ジーター氏が始球式を行ったところでボルテージは最高潮に達した。

 だが、そのお祭り雰囲気が一気にしぼんでしまった。第2試合の先発マウンドを任された田中は、スプリンガーにバックスクリーンへ先頭打者弾を運ばれると、続くレディックにも初球を右翼席へ叩き込まれる2者連続弾。さらに2死満塁からブレグマンに左中間席に飛び込む大きな満塁弾を運ばれ、この回一挙6点を失った。

 田中は2回もマウンドに戻ったが、制球は安定せず。先頭スプリンガーに2打席連続本塁打を許すと、2死一塁からベルトランに右翼フェンス直撃二塁打を浴びて1失点。61球(39ストライク)を投げて自己ワースト8失点を喫したところで、ジラルディ監督はたまらず投手交代を告げた。マウンドを下り、一塁側ダグアウトへ引き上げる田中には、本拠地ファンから容赦ないブーイングの嵐が浴びせられた。

 1回2/3での降板、8失点はともに自己ワースト。4被弾は昨年9月21日レイズ戦以来となる自己ワーストタイだった。田中はこれまでアストロズ戦に3度先発し、0勝1敗、防御率6.89と“カモ”とされていた。

 今季は開幕戦で3回を持たずに降板と苦しんだ田中だったが、登板を重ねる毎に復調し、最近は自身5連勝をマークしていた。だが、6勝目を目指したこの日は、記念すべき「ジーターの日」に水を差すピッチングとなってしまった。

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