ロッテ鈴木が劇的逆転弾 胸に刻む伊東監督の言葉「喜び感じながら野球を」

ロッテ鈴木が劇的逆転弾 胸に刻む伊東監督の言葉「喜び感じながら野球を」

ロッテ・鈴木大地【写真提供:千葉ロッテマリーンズ】

8回に楽天岸から2ラン、ロッテは11カード&38日ぶりにカード勝ち越し

「スーパーレディースデー」で1万人を超える女性ファンで埋まった21日のZOZOマリン。「イケメン5」投票で8位のロッテ鈴木大地内野手が、楽天のエース岸から劇的な逆転2ランを放ち、11カード&38日ぶりにカード勝ち越しを決めた。

 1-2の8回。柴田、根元が岸の前に2者連続空振り三振を喫したが、井口が中前打で出塁。カウント2-1からの4球目、鈴木が134キロの内角スライダーを一発でしとめた。

 その前の3球目、同じ軌道の135キロの内角スライダーにバットが出かかり、止まった。空振りを狙いにきた岸の配球を読み切っての価値ある2ラン。岸からは4月9日以来、今季2本目のホームランだが「素晴らしいピッチャーなので、守りに入ったら、絶対にチャンスはない。攻めていこうと、1打席目から全部打ちにいった」と振り返った。

 ストレートのキレが抜群で、初回から味方が3者連続三振と厳しい戦いの中で、2回の初打席では内角146キロのストレートを右前打。4回は2死から外角高め144キロの直球を左前打として、大嶺翔の左前タイムリーに繋げるなど、チームを鼓舞し続けた。

 伊東監督は「よくあそこで大地が打ってくれた」と責任感が人一倍強いキャプテンを称えた。鈴木自身は「チームを背負った感じではやってない」と言うが、8連敗のスタートになった仙台のミーテイングで聞いた伊東監督の言葉が胸に響いている。

「プロ野球選手としてやれることは幸せなことで、その中でも1軍でやれるのは本当に幸せ。その喜びをしっかり感じながら野球をやらないとならないといけないと言われた。本当にそうだと思う」と鈴木。お立ち台では「(僕らは)諦めたくないし、最後までしっかり戦います。今日のホームランで来年(イケメン5の)順位がもっとあがると信じてます」と言う“大ヒーロー”に大きな喝采が送られていた。

細野能功●文 text by Yoshinori Hosono

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