ハーパーが死球に激怒→壮絶殴り合いも…「誰も球場で喧嘩なんかしたくない」

ハーパーが死球に激怒→壮絶殴り合いも…「誰も球場で喧嘩なんかしたくない」

大乱闘を起こしたナショナルズのハーパー(中央)【写真:Getty Images】

スーパースターの激怒に騒然、応戦の投手は「内角を攻めないわけには」と“釈明”も…

 騒動が起きたのは、ナショナルズの2点リードで迎えた8回だった。2死走者なしの場面で打席に立ったハーパーは、ジャイアンツ2番手ストリックランドと対峙。ストリックランドが投げた初球の98マイル(約158キロ)直球がハーパーの腰を直撃した。すると、ストリックランドに向けて突きだしたバットを投げ捨てたハーパーは、マウンドに向かって歩きながらヘルメットを取り、勢いよく投げつけると同時に駆けだした。

 騒動が起きたのは、ナショナルズの2点リードで迎えた8回だった。2死走者なしの場面で打席に立ったハーパーは、ジャイアンツ2番手ストリックランドと対峙。ストリックランドが投げた初球がハーパーの腰を直撃した。すると、ストリックランドに向けて突きだしたバットを投げ捨てたハーパーは、マウンドに向かって歩きながらヘルメットを取り、勢いよく投げつけると同時に駆けだした。

 マウンド上のストリックランドも、ハーパーが歩き出した途端にグラブを投げ捨て応戦の構え。ハーパーに掴みかかると、両者は右フックの応酬を始めた。

 実は、2014年ナ・リーグ地区シリーズで両軍が対戦した時、ハーパーはストリックランドから2本塁打を放っていた。ジャイアンツの地元紙「サンノゼ・マーキュリー」のアンドリュー・バガーリー記者のツイートによると、ストリックランドは「以前2失投して本塁打されていたので、内角を攻めないわけにはいかなかった」と“釈明”したという。

ジャイアンツのスター捕手は“静観”「危険だよ」

 一方、MLB公式サイトによると、ハーパーは「グラウンドで誰かと喧嘩なんてしたくないよ。特に過去に何かあった相手とは。彼等はあの年ワールドシリーズも勝ったわけだし。彼も当時のことなんて考えていないと思う」と、こちらも“否定”。ただ、ストリックランドの投球は明らかに意図的だったと判断したようで「何故、そして何のために彼がこんなことをしたのかは分からない」とも話している。

 2人が殴り合いを始めると、両チームのナインが制止に走り出し、興奮のストリックランドはチームメイト3人に羽交い締めにされる暴れっぷりだった。ただ、選手、関係者が入り乱れる大乱闘の中、終始、後方に陣取っていたのは、ジャイアンツの捕手ポージー。通常、こういう時は捕手や球審が最初に止めに入る場合が多いが、ハーパーがマウンドに向かう際も、ポージーはホームベース付近に立ち尽くしたままだった。

 スター捕手は記事の中で「ハーパーがマウンドの方を指したと思ったら、彼は(マウンドに)向かって行ったんだ。巨漢の選手たち、マイク・モースなどがピンボールのようにぶつかったり、転んだりしていたんだ。ああいったところに入っていくのは、少し危険だよ」と冷静(?)に振り返っている。

 メジャーでは、1つのプレーをきっかけに、その後も因縁が続くことが多々ある。ハーパーもストリックランドも闘志をむき出しにする血の気の多い選手だけに、今後も危うい関係が続く可能性が高そうだ。

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