巨人エース菅野が大炎上 “乱調”続かないのも好投手の条件

巨人エース菅野が大炎上 “乱調”続かないのも好投手の条件

巨人・菅野智之【写真:Getty Images】

楽天戦で8失点と崩れた巨人・菅野

 巨人の菅野智之投手が5月30日の交流戦初戦、楽天戦で5回を投げて10被安打、満塁弾含む2被本塁打で8失点(自責点6)と炎上し、2敗目を喫した。

 前日29日までの防御率は1.58、セ・リーグ1位だったが、30日の大炎上で2.26まで下がり、5位に沈んだ。菅野は防御率のタイトルを2度獲得するなど、当代屈指の好投手だが、それでも大量失点することはなくはない。キャリアで、自責点6以上を記録した試合は6試合ある。

2016年6月24日DeNA戦(横浜スタジアム)
●2.1回52球11被安打1被本塁打、9失点(自責点9)

2014年7月25日中日戦(ナゴヤドーム)
●4.1回65球8被安打2被本塁打、8失点(自責点7)

2013年8月18日中日戦(東京ドーム)
●2.1回70球10被安打2被本塁打、7失点(自責点7)

2017年5月30日楽天戦(Koboパーク宮城)
●5回119球10被安打2被本塁打、8失点(自責点6)

2013年9月28日DeNA戦(横浜スタジアム)
●3.2回81球8被安打1被本塁打、7失点(自責7)

2014年7月1日広島戦(マツダスタジアム)
―6.2回120球10被安打2被本塁打、6失点(自責点6)

(※●は黒星、―は勝敗つかず)

その後の登板で立ち直ってきた菅野

 過去、楽天戦は2試合に登板して2勝、13.1回を投げて自責点3、防御率2.02と得意にしていただけに、意外な大敗だった。今季の楽天の強力打線は、巨人、菅野をもってしても止めることができなかったということか。

 これを見ると、菅野ほどの好投手でも、シーズンに1度や2度は、大量失点することがあるということがわかる。しかし、どのシーズンも最終的には優秀な成績を残しているので、今のところ心配はないと言えるだろう。

 ただし菅野は炎上した次の登板では、5試合中4試合でQS(6回以上を自責3以内)、1勝1敗ながら5試合合計で29回で自責点8、防御率2.48と立ち直っている。不振、乱調が続かないのが好投手の条件だともいえるだろう。菅野智之の次回の登板に注目しよう。

広尾晃●文 text by Koh Hiroo

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