交流戦残り2日 パが12回目の勝ち越しへ3勝も…予断許さない勝率1位の行方

17日もパの勝ち越しが決定、チーム順位ではセが大いに健闘

 交流戦は残すところ2日となったが、セ・リーグは4日連続で4勝2敗と勝ち越した。これによって43勝28敗と最大で勝差「15」まで開いていたのが、51勝44敗1分と7差にまで縮まった。

 セ・リーグは交流戦折り返し地点の6月8日までは、22勝31敗1分と大きく負け越していたが、後半戦は22勝20敗と勝ち越している。

 しかし、パが有利なのは間違いない。残り2日間、12試合で3勝すれば、13年間で12度目のパの勝ち越しが決まる。今日17日にも決まる可能性がある。セは何とかして盛り返したいところだ。

 ただ、チーム順位ではセは大いに健闘している。本日時点での勝敗は以下の通り。TQBは、得点率(得点÷攻撃イニング)から失点率(失点÷守備イニング)を引いた数値。野球リーグ戦順位決定の国際基準だ。

ソフトB 11勝5敗0分 勝率.688 TQB 0.241
広 島 11勝5敗0分 勝率.688 TQB 0.239
西 武 10勝5敗1分 勝率.667 TQB 0.201
阪 神 10勝6敗0分 勝率.625 TQB 0.128
オリックス 9勝7敗0分 勝率.563 TQB -0.017
楽 天 8勝8敗0分 勝率.500 TQB 0.029
DeNA 8勝8敗0分 勝率.500 TQB -0.025
日本ハム 7勝9敗0分 勝率.438 TQB -0.020
中 日 7勝9敗0分 勝率.438 TQB -0.117
ロッテ 6勝10敗0分 勝率.375 TQB -0.109
ヤクルト 4勝11敗1分 勝率.267 TQB -0.325
巨 人 4勝12敗0分 勝率.250 TQB -0.222

巨人、ヤクルトの2球団を除けばセは大きく勝ち越し

 巨人、ヤクルトの2球団で8勝23敗1分と「15」の負け越し。この2球団を除けば、セは勝ち越している。

 現時点で4位の阪神まで1位の可能性があるが、17日にソフトバンクが広島に勝てば、阪神、西武の勝敗次第でソフトバンクの史上初の3連覇、6回目の1位が決まる。

 3球団以上の勝敗が同数で並んだ場合、TQBの数値が高い球団が優勝となる。大量失点、大量得点がある場合は別だが、TQBでもソフトバンクと広島が優位に立っている。広島、西武、阪神が1位になればいずれも初となる。

 セ・リーグ球団の勝率1位は、巨人が2回記録しているだけ。リーグの勝敗では厳しいところに立たされているが、セ・リーグの意地を見せるためにも、広島、阪神の頑張りに期待したいところだ。

広尾晃●文 text by Koh Hiroo

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