「福岡発 売り子名鑑」笑顔印象的な鹿児島生まれ、「何よりも嬉しいこと」は

「福岡発 売り子名鑑」笑顔印象的な鹿児島生まれ、「何よりも嬉しいこと」は

キリンビールの「ひなめろ」さん【写真:福谷佑介】

「おのののか」特集見た母の一言がきっかけで売り子の世界へ

 球場の新たなエンターテインメントになっている「売り子」。美女どころといわれる福岡で働くアサヒビール、キリンビールの両メーカーの売り子を不定期連載で紹介する人気企画「福岡発 売り子名鑑」の第19回をお届けする。

 今回は、キリンビールの「ひなめろ」さん、だ。

 鹿児島出身で、大学を進学に機に福岡へと出てきた彼女。名前は「ひなの」だが、「他の売り子に『ひな』の付く子がいるんです。区別するためと私が(サンリオのキャラクターの)マイメロディが好きなので」と「ひなめろ」というニックネームにした。6月1日で、ちょうど売り子歴1年が経った。

 売り子になろうと思ったキッカケは、母からの一言だった。「自宅でお母さんとテレビを見ていたら、『おのののか』さんの特集がやっていたんです。そこで母から『このバイトいいじゃない。やってみたら?』と言われて。父は社会人野球までやっていたし、弟も野球をしていて、もともと野球に親しみはあったのでやってみたいなと思うようになりました」。

 大学に入学し、学生寮に入ると、そこにはすでに売り子を始めていた友人がいた。同じ鹿児島出身で、以前に「売り子名鑑」でも紹介した「なつき」さんだった。「『売り子やりたいんだよね』と話したら『私やっているよ』って」。なつきさんからの紹介もあって、売り子の世界へと飛び込んだ。

印象的な笑顔、目印はピンク色の大きなリボンとシュシュ

「めっちゃやり甲斐を感じます」という売り子の仕事。なかなか売れない時もあり、辛いこともある。それでも、やり甲斐を感じるのは、「常連さんが出来て『待っていたよ』と言ってもらえたり、最後に挨拶に行ったら『ひなめろちゃんから買うと勝つんだよね』と言ってもらえて。そういう時は何よりも嬉しいですね」という。

 そんな「ひなめろ」さん。印象的なのは、常に絶やさぬスマイルである。「笑顔でいようというのは、いつも心がけています」。そして、もう1つ心の中で大事にしていることがある。それは「すれ違う時とか、買ってくれるお客さんではなくても必ずご挨拶するようにしています」。

 子供の頃は日本舞踊、ピアノ、水泳、陸上、バドミントンなどを経験した「ひなめろ」さん。好きな男性のタイプを「自分をしっかり持っていて、目標に向かっている男性が好きですね。見た目と内面のギャップがある男性」と挙げる。三塁側内野席で働く彼女の目印は髪をまとめるピンク色の大きなリボンと、右手首に巻くピンクのシュシュ。「話しかけてくれるだけで嬉しいので、ぜひ話しかけて見てください。三塁側内野席でお待ちしています!」

福谷佑介●文 text by Yusuke Fukutani

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