ホークス内川、ベースに当たる決勝打に「あのベースを抱きしめて眠りたい」

ホークス内川、ベースに当たる決勝打に「あのベースを抱きしめて眠りたい」

ソフトバンク・内川聖一【写真:藤浦一都】

復帰後3試合を終えて「ボールとの距離感とかは、もうちょっと」

 29日、日本ハム戦の初回、一塁ベースに当たって大きく弾んだラッキーヒットが決勝打となった内川聖一。お立ち台では「あのファーストベースを引っこ抜いて、家に持って帰って抱きしめて眠りたい」と言って、ヤフオクドームのファンを笑わせた。

 お立ち台では「ベース“様々”」を強調した内川も、試合後の会見では「あとのチャンスの打席で何とかしたかった」と、4番打者としての本音が口をつく。5回裏1死一、二塁の場面ではライナー性のライトフライ、7回裏2死一、二塁の場面ではセンターフライに倒れたが、どちらもいい当たりではあった。

「あそこをヒットにできるようにしたい。『惜しかった』で終わらないように、何とか自分の力でこじ開けていきたいと思う」

 頚椎捻挫で戦列を離れ、この3連戦でようやくスタメンに復帰した内川は「ボールとの距離感とかは、もうちょっとなところは正直ある」という。

「嘘をつきたくはないが、嘘をついてでも(試合に)出たい」

「久しぶりの試合の空気感だったり、守る位置からの角度とかに最初は違和感があったが、(この3試合で)段々と慣れてきている。それをいい方向につなげていければなと思う。ただ、戻ってきて3試合勝てたことはホッとしている。戻ってきて勝てないでは、戻ってきた立場からすると気を遣うので、チームに勝ちがついていることが一番うれしく思っている」

 もちろん、痛めた箇所の状態は万全ではないだろう。それでも内川は「ボクの気持ちの中で『無理』とは言いたくない」という。

「(首脳陣に)正直に話さないといけないというのはわかっている。嘘をつきたくはないが、嘘をついてでも(試合に)出たいというのが選手としての本音」

 30日は仙台への移動試合。工藤監督は「明日(30日)の体調を見て判断する」と語っているが、内川が“嘘をつかなくていい”万全の状態で4番に名を連ねていることを願いたい。(藤浦一都 / Kazuto Fujiura)

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